電動SUVにも広がる「どのように所有し、使うか」の選択肢
スバルは2026年4月17日、新車サブスクリプションサービス「SUBARU×KINTO」において、新型バッテリーEV「トレイルシーカー」の提供を開始した。車両代金に加え、任意保険や税金、メンテナンス、車検などを含めた月額定額型のサービスを通じ、電動SUVをより身近な選択肢として提示する。
「SUBARU×KINTO」は、クルマに関わるコストを一体化し、初期費用の負担を抑えながら車両を利用できるサブスクリプションサービスだ。契約プランは、初期費用不要の「初期費用フリープラン」と、解約時の負担を軽減する「解約金フリープラン」の2種類を用意。5年または7年契約ではCEV補助金の対象となるなど、電動車の導入ハードルを下げる仕組みが整えられている。なお、このサービスは2024年より開始、インプレッサやBRZなどが対象となっている。
今回の対象となるトレイルシーカーは、スバルのBEVラインアップにおける第2弾モデルとして登場したミドルサイズSUVである。ソルテラをベースに、よりアウトドア志向を強めた設計とし、走破性と実用性を両立。約74.7kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードで最大700km級の航続距離を実現するなど、日常から長距離移動まで幅広い用途に対応する。
料金面では、ET-SS(FWD)モデルの例として(契約期間やボーナス加算の有無によって総支払額は変動するが)、初期費用フリープランで月額約6万9740円(5年契約)から設定される。また、モノトーンに加え、2トーンカラーの設定も用意される。具体的には「クリスタルブラック・シリカ/ブリリアントブロンズ・メタリック」および「クリスタルブラック・シリカ/クリスタルホワイト・パール」といった組み合わせが選択可能で、電動SUVに個性を与える仕様となっている。
「どのように所有し、使うか」という視点も重要性を増している現在、スバルはトレイルシーカーを通じ、BEVとしての走行性能や実用性に加え、サブスクリプションという形での新たなカーライフを提案した。クルマを所有する時代から、必要に応じて利用する時代へ。今回の取り組みは、その移行を後押しするアプローチのひとつといえるだろう。





