“日・英・仏”の新傑作デニム解剖
デニム業界は今、新たな戦国時代に突入! 各国から注目ブランドが妍(けん)を競うなかでも、気鋭と名高い3傑の代表作を分析してみよう。

AUBERGE(オーベルジュ)

[代表モデル]PHIL MENPU(フィルメンプ)


黄金時代のアメリカンデニムを絶妙にアップデート
1940年代のデニムに影響を受けて誕生。腰周りや全体のバランスを絶妙にアップデートしたシルエットが秀逸。リベットにはユーズド加工を施すなど、細部の作り込みまで念入りだ。ブラックデニムで耳付きというのもレア。2万8600円(ビームス 六本木ヒルズ)

[Japan]ディレクター小林氏による現代とヴィンテージの融合
スロウガンのデザイナーとして長年活躍してきた小林 学氏が2018年に創設。ヴィンテージからインスパイアされたトータルウェアを展開しているが、一点一点の作り込みが圧倒的と評判。素材開発のため糸一本まで精密な分析を行うことで知られている。