“これは絶対名作になる!”というヒット確実な名作の”たまご”たちを編集部員が徹底討論。
ジャガー・ルクルトの「レベルソ・クラシック・ミディアムスリム」
旬な小ぶり、馴染み良し

控えめながらしっかりセンスをアピール可能
田上最近は小ぶりな時計がトレンドですが、より知的な袖口を演出したいなら角形時計のレベルソは断然狙い目だと思うんですが。
内田服飾業界にも愛用者の多い歴史的傑作だものね。とくに金ケースは伝統のアール・デコスタイルの美しさが際立って素敵。
田上しかもこの「レベルソ・クラシック・ミディアムスリム」は、サイズ感が絶妙。これより一回り小さい「レベルソ・クラシック・スモール」もありますが、スーツからカジュアルまで幅広いスタイルに合わせるなら、こちらのサイズが個人的にはベスト。手巻きゆえケースが薄めに仕立てられ、袖口にスッと収まるのも好みです。
内田小さすぎないから、ニット姿にサラリと合わせてもちゃんとワンポイントになるよね。女性がつけた場合もちょっとマニッシュなバランスとなってお洒落かも。
田上カップルで1本をシェア使いもできるし、そろそろ金無垢時計を1本なんて人にも自信を持っておすすめしたいモデルです!

大きすぎず小さすぎない
最も高バランスなレベルソ
ケースが反転する画期的ギミックを備えたレベルソの誕生は1931年。以降様々なサイズで作られたが、より幅広い装いに馴染む1本がお好みならこちらが最適解だ。
話したのはこの2人
内田さやか(副編集長)
クラシックなデザインのボーイズサイズの時計を物色中。
田上雅人(時計・クルマ・美容担当)
元来控えめな時計が好みで、角形を買うならレベルソ一択。
Brand History JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)
スイスのジュウ渓谷にて1833年創業。ムーブ、ケース、ダイヤル、針などほぼ全てを自社で生産する名門マニュファクチュール。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年3月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)