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インテリアはモダンでラグジュアリーに

マセラティ グレカーレ
中間グレードのGT(写真)。フロントグリルはトロフェオとモデナがブラック、GTがクロームメッキで仕立てられている

では、実際の完成度はどうか。ベーシックなGTを駆って、モデナ周辺の町と峠と山を走り回ってみた。

マセラティの変化は見た目にも明らかだ。MC20からは縦目ヘッドライトフェイスとなり、これまでの横目系とは表情もまるで違う。それゆえSUVのグレカーレでもノーズはしっかり尖っていて、写真で見るファニーなフェイスより実物はずっと精悍な印象だ。全体的に滑らかな面で構成されており、表面はかなり平滑。とってもクリーンな印象を受ける。

インテリア
GTのみチョコレート色のレザーを標準化、他グレードはブラックレザーが用いられる

そして最大の変化ポイントはインテリアだ。正直、前世代のインテリアデザインはちょっと古臭く、マテリアルの質感もイマイチだった。グレカーレのそれははっきりとモダンでラグジュアリー感に満ちている。車格的にゴージャスとまでは言えないにせよ、レヴァンテよりは随分と高級だ。デザインとマテリアルの使い方にデザイナーの神経が行き届いているからだと思う。

<p>ボディサイドにはさりげなくグレード名が記されている。</p>

ボディサイドにはさりげなくグレード名が記されている。

<p>4つのディスプレイを用い、クラスター周りのボタンをなくすことでモダンなデザインに</p>

4つのディスプレイを用い、クラスター周りのボタンをなくすことでモダンなデザインに

<p>ラゲージ容量は、トロフェオ(写真)が570リッター、GTとモデナが535リッター</p>

ラゲージ容量は、トロフェオ(写真)が570リッター、GTとモデナが535リッター

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