アメトラブランドの歴史的名作を見直す
BROOKS BROTHERS
アメトラを代表するブルックス ブラザーズ。ブランドの顔ともいえるアイテムは現在どのような展開、ディテールとなっているのだろうか。タイムレスな名作を今改めて見直す。
ブルックス ブラザーズ「ポロカラー シャツ」since 1896
ヴィンテージポロカラーシャツのディテールをほぼ踏襲
世界で最も模倣されたアメリカの服飾文化財と言っても過言ではなく、この服飾史上世紀の発明によって、元来ドレスアイテムであったシャツはデイリーウェアとして市民権を得たのだ。永遠のスタンダードである同ブランドのポロカラーシャツの現在の姿を、ディテールを追いながら改めて押さえよう。2万900円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
3・3/8inchの襟が生む美しいロール
やや長めに襟の長さをとることで、同ブランドの象徴である美しいS字ロールが生まれる。この襟の長さはいつの時代にもほぼ変わらず、タイを締めたときのバランスも計算されている。
短めのヨークにボックスプリーツ
背中のボックスプリーツは代表的なディテールのひとつ。さらに肩からヨークまでが他のブランドのシャツよりも狭めに設計されているのも昔ながらの仕様で特徴的だ。
胸ポケット仕様を現在は採用
時代によっては胸ポケットがない仕様もあるが、現在では1970~80年代のよりフランクな仕様のシャツを踏襲してポケット付きにしている。