12年ぶりの“復活”。VCターボ搭載した北米仕様の4代目を導入
日産自動車は2026年6月、米国で生産するSUV「ムラーノ」の国内向け受注を開始した。今回の導入は、2026年2月に創設された「米国製乗用車認定制度」の認定を受けたモデルとして実現したもの。発売は2027年初頭を予定し、価格は796万4000円だ。
ムラーノは2002年に北米で誕生したクロスオーバーSUVである。日本では2004年から2015年まで販売され、流麗なデザインと上質な乗り味で独自の存在感を築いた。今回導入されるのは2024年に北米で発表された4代目モデルで、日産のプレミアムSUVラインアップを担う存在として位置づけられる。
エクステリアは、ワイドなスタンスと伸びやかなボディラインを特徴とする。薄型LEDヘッドライトや水平基調のリアコンビネーションランプを採用し、北米市場で培われた存在感のあるスタイリングを実現した。インテリアには大型ディスプレイや先進運転支援機能を備え、快適性と利便性を高めている。
パワートレインには、日本初導入となる2.0リッターVCターボエンジンを搭載する。VCターボは圧縮比を状況に応じて変化させる世界初の量産可変圧縮比エンジンで、高出力と優れた燃費性能を両立するのが特徴だ。ムラーノでは最高出力241ps、最大トルク353Nmを発揮し、余裕ある走りを支える。
また、北米市場で高い評価を得ている静粛性や快適性も大きな魅力となる。ゆとりある室内空間や上質な乗り味は、長距離移動を重視するユーザーにも適したものだ。
近年、ラグジュアリー化が進んでいる国内SUV市場。ムラーノは北米で磨かれた快適性と実用性、そして日本初導入となるVCターボを武器に、あらためてプレミアムSUV市場で存在感を示すことになりそうだ。
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