プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
テーラーメイド ステルス プラス ドライバー/TAYLORMADE STEALTH PLUS DRIVER 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.139】
ハイヘッドスピーダー向けの低スピンドライバー
左へのミスを出したくないゴルファー向け
ライター・ツルハラ(以下、鶴原) テーラーメイドから2022年の新シリーズとして発売されている「ステルス」には、3タイプのドライバーが用意されています。そのなかでも「ステルス プラス ドライバー」は、 PGAツアーで多くのテーラーメイド契約プロが使用している注目モデル。ちなみにテーラーメイドの公式オンラインショップでは、カラーカスタムオーダーもできるんですよ。
奥嶋プロ(以下、奥嶋)「ステルス プラス ドライバー」は、以前にコースで試打したことがあるんですが、弾道計測するのは初めて。ちょっとハードなモデルですよね。
鶴原 ステルスシリーズのドライバーはカーボン製フェースを採用しているのが特徴。さらにこの「ステルス プラス ドライバー」は、ソールのフェース寄りにスライド式ウェイトを搭載しています。このウェイトによってヘッドが浅重心化されていて、よりロースピンの強弾道が打てるようになっています。ただし、この性能をハードに感じる人も多いようですね。
奥嶋 構えてみると、ヘッドはシャープな雰囲気。ヘッドの奥行きが短めなので、フェース面を横長に感じます。アドレスはしやすいですよ。
鶴原 僕には少しオープンフェースで、左へは飛ばなさそうに感じます。構えた印象では、右にボールを打ち出したいドローヒッターが喜びそうなドライバーです。では、今回も2パターンのヘッドスピードで試打をお願いします。
奥嶋 了解! では、さっそく。ヘッドスピード43m/sと50m/sで打ってみますね。おりゃ!!!