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魅力は「時代の日常生活を彩ったクルマたち」
長野のイベントは、冬季オリンピックの会場として造られたエムウェーブ(長野市)が、換気機能に優れた巨大施設であったことが幸いした。事実、同じ主催者が名古屋で開催予定だった同イベントは会場の換気機能が充分でないということで早々に中止が決定されている。
実際、会場は通り抜ける風で5月の上旬であったにもかかわらず、寒いほどだった。また入場者には入場時のアルコール消毒や個人情報の登録、マスク着用が義務付けられていた。エムウェーブ内には300台もの名車たちが集ったが、十分に広いスペースであったため、密な状況はほとんど見受けられなかったと思う。逆に屋外イベントとして人気のデモ走行時、特に今年の目玉となったレーシングカー、マツダ767Bのエンジンスタートとデモランで密状態が見られたが、それも時間的には数分程度で、感染を気にするレベルではなかった。
「Gulfながのノスタルジックカーフェスティバル」の様子(画像11枚)
MAZDA-767Bは展示だけでなく、エンジン始動と走行のデモンストレーションが行われた。
1959年に登場した軽三輪トラックのK360。こちらの車両は「審査員特別賞」を受賞。
往年の国産セダン&ワゴンも多数展示された。こちらは「稀少で賞」を受賞した、マツダ ルーチェ・ロータリーワゴン。
こちらのスズキ フロンテ クーペは「Gulf特別賞」を受賞。
ハイソカーの元祖、トヨタ ソアラも並んだ。こちらは「abn長野朝日放送賞」を受賞した車両。
フェラーリやランボルギーニはもちろん、ポルシェ911やシボレー コルベットなど、輸入車も数多く展示された。
エムウェーブ外周路をパレードする、恒例の「ノスタルジックカーパレード走行会」。
東洋工業(マツダ)が初めて発売した四輪乗用車がこちらのR36クーペ。1960年に登場した。