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スズキとマツダの100周年イベントも!

スズキ100周年記念「フロンテクーペ 50周年記念展」も開かれていた。

最後にイベントの報告を。今回の主なテーマは、昨年できなかった「マツダの100周年」と「スズキフロンテクーペの50周年」で、特にマツダ車のラインナップが本当に素晴らしかった。

マツダ100周年記念イベントとして、マツダ車100台を展示。手前の赤いコスモは「長野市長賞」に輝いた1台。

この手のイベントにやってくるマツダ車といえば、コスモスポーツやサバンナRX-7に代表される人気のスポーツモデルなのだが、今回はルーチェやコスモの4ドアやワゴン、三輪車、果ては遠く広島からやってきた程度極上の20年落ちボンゴ(ミニバン)など、ここでしか揃わないラインナップだった。毎回、様々な賞が用意されており、いつも選考委員を務めるのだが、個体のコンディションだけでなく、そのモデルが生き残った奇跡やオーナーの愛情もまた重要な評価項目となっている。

2年ぶりに参加してみて、改めてこのイベントの魅力を気付かされた。この手のイベントにありがちなマニア人気の高価なクラシックモデルだけでなく、時代の日常生活を彩った歴史の貴重な生き証人(車)たちが集まる。それが「ノスタルジックカーフェスティバル」の魅力だ、と。

参加者、見学者を問わずクルマ好きが、ノスタルジックな思いに浸りつつ、未来のクルマ社会を考えることもまた、文化と産業を発展させる底力となるように思う。

文/西川 淳 写真/ながのノスタルジックカーフェスティバル実行委員会 編集/iconic

<p>MAZDA-767Bは展示だけでなく、エンジン始動と走行のデモンストレーションが行われた。</p>

MAZDA-767Bは展示だけでなく、エンジン始動と走行のデモンストレーションが行われた。

<p>1959年に登場した軽三輪トラックのK360。こちらの車両は「審査員特別賞」を受賞。</p>

1959年に登場した軽三輪トラックのK360。こちらの車両は「審査員特別賞」を受賞。

<p>往年の国産セダン&ワゴンも多数展示された。こちらは「稀少で賞」を受賞した、マツダ ルーチェ・ロータリーワゴン。</p>

往年の国産セダン&ワゴンも多数展示された。こちらは「稀少で賞」を受賞した、マツダ ルーチェ・ロータリーワゴン。

<p>こちらのスズキ フロンテ クーペは「Gulf特別賞」を受賞。</p>

こちらのスズキ フロンテ クーペは「Gulf特別賞」を受賞。

<p>ハイソカーの元祖、トヨタ ソアラも並んだ。こちらは「abn長野朝日放送賞」を受賞した車両。</p>

ハイソカーの元祖、トヨタ ソアラも並んだ。こちらは「abn長野朝日放送賞」を受賞した車両。

<p>フェラーリやランボルギーニはもちろん、ポルシェ911やシボレー コルベットなど、輸入車も数多く展示された。</p>

フェラーリやランボルギーニはもちろん、ポルシェ911やシボレー コルベットなど、輸入車も数多く展示された。

<p>エムウェーブ外周路をパレードする、恒例の「ノスタルジックカーパレード走行会」。</p>

エムウェーブ外周路をパレードする、恒例の「ノスタルジックカーパレード走行会」。

<p>東洋工業(マツダ)が初めて発売した四輪乗用車がこちらのR36クーペ。1960年に登場した。</p>

東洋工業(マツダ)が初めて発売した四輪乗用車がこちらのR36クーペ。1960年に登場した。

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