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古いクルマのオーナーが頼りになるメンテナンスサポート

メルセデス・ベンツ 560SL
ヤナセブースで展示されていたメルセデス・ベンツ 560SL。1954年から続くラグジュアリーカブリオレの3代目、新型では味わえない自然吸気V8エンジンを搭載している。1989年当時、バブル期の日本でも絶大な人気を誇っていた。

ただ、一方で古いクルマに注目が集まったことにより、日本でも公認サポートを行うブランドが増えてきている。今回メルセデス・ベンツのSLを展示していたヤナセでは、クラシックセンターを設立。そこでは、メーカー公認のレストア車を購入することができるだけでなく、5000kmもしくは2年間の保証がついてくるのだ。またポルシェは認可制のクラシック パートナーショップが世界各地にあり、正規のパーツを簡単に入手することが可能。そして日産GT-Rのニスモやマツダ RX-7などにも、専用のレストアサービスが誕生している。このように中古車を取り巻く環境はひと昔と比べ、格段に良くなっているのだ。

若かりし頃憧れた名車に乗り、且つ今のクルマとは違う世界観を堪能できる。そんな特別感を味わえる旧いクルマ達。あなたも手にしてみてはいかがだろうか。

文/iconic 写真/AUTOMOBILE COUNCIL 2021実行委員会、iconic 編集/iconic

<p>主催者テーマ展示「マツダ、ルマン優勝までの軌跡」のマツダ 787B。マツダの技術の結晶であるロータリーエンジンを搭載している。確実なパフォーマンスと信頼性の高さで、日本車初のルマン優勝を飾った歴史的1台だ。</p>

主催者テーマ展示「マツダ、ルマン優勝までの軌跡」のマツダ 787B。マツダの技術の結晶であるロータリーエンジンを搭載している。確実なパフォーマンスと信頼性の高さで、日本車初のルマン優勝を飾った歴史的1台だ。

<p>主催者テーマ展示「時代を進めたラリーカーの戦闘美」に飾られたランチア ストラトス。車幅1700mmに全長3700mmという変わった車体は非常に印象的。これにより驚異的な旋回性能を実現したが、ドライバーからは「コースがすべてカーブなら良いのに」と言われるほど扱いが難しく、恐れられていたという。</p>

主催者テーマ展示「時代を進めたラリーカーの戦闘美」に飾られたランチア ストラトス。車幅1700mmに全長3700mmという変わった車体は非常に印象的。これにより驚異的な旋回性能を実現したが、ドライバーからは「コースがすべてカーブなら良いのに」と言われるほど扱いが難しく、恐れられていたという。

<p>主催者テーマ展示のランチア 037ラリー。80年代当時、ラリーでは4WDを搭載するマシンが圧倒的走破性で猛威を振るっていた。037ラリーは2WDでありながら、当時最強を謳われたアウディ クワトロに勝利したことで伝説のモデルに。「最後にラリーで優勝した2WD車」と呼ばれた。</p>

主催者テーマ展示のランチア 037ラリー。80年代当時、ラリーでは4WDを搭載するマシンが圧倒的走破性で猛威を振るっていた。037ラリーは2WDでありながら、当時最強を謳われたアウディ クワトロに勝利したことで伝説のモデルに。「最後にラリーで優勝した2WD車」と呼ばれた。

<p>旧いクルマだけでなく、アストンマーティン DBSスーパーレッジェーラのような最新モデルも展示されていた。DB11の高性能モデルとして登場、専用設計の軽量ボディと725psのエンジンでアストンマーティン量産車最速を誇る。</p>

旧いクルマだけでなく、アストンマーティン DBSスーパーレッジェーラのような最新モデルも展示されていた。DB11の高性能モデルとして登場、専用設計の軽量ボディと725psのエンジンでアストンマーティン量産車最速を誇る。

<p>日本車ではトヨタ 2000GTなどが展示されていた。ヤマハとの共同開発で1967年に登場。職人の手作業で製造され、国産初のスーパーカーと呼ばれている。日本を舞台とした映画『007は二度死ぬ』では、ボンドカーとして劇中にも登場している。</p>

日本車ではトヨタ 2000GTなどが展示されていた。ヤマハとの共同開発で1967年に登場。職人の手作業で製造され、国産初のスーパーカーと呼ばれている。日本を舞台とした映画『007は二度死ぬ』では、ボンドカーとして劇中にも登場している。

<p>こちらはシトロエン 2CV。優れた経済性と利便性の良さで1949年〜1990年まで製造されたロングセラーモデルで、当時のフランスを代表する国民車として知られている。今でもこの可愛らしいルックスで人気の高いクルマだ。</p>

こちらはシトロエン 2CV。優れた経済性と利便性の良さで1949年〜1990年まで製造されたロングセラーモデルで、当時のフランスを代表する国民車として知られている。今でもこの可愛らしいルックスで人気の高いクルマだ。

<p>1400万円のクラシック ミニも展示されていた。もちろん“ただのミニ”ではなく、ボディやインテリア、装備などに現代の技術を取り入れたレストモッド車と呼ばれる1台。往年の名車を気軽に普段使いできるように、と手が加えられている。</p>

1400万円のクラシック ミニも展示されていた。もちろん“ただのミニ”ではなく、ボディやインテリア、装備などに現代の技術を取り入れたレストモッド車と呼ばれる1台。往年の名車を気軽に普段使いできるように、と手が加えられている。

<p>ジャガーカークラブからは、レーシング仕様にカスタムされたジャガー Eタイプが展示されていた。1961年に発売されたこのモデルは、ロングノーズショートデッキの贅沢な美しさを備えた1台。その美しさは当時フェラーリの創設者エンツォ・フェラーリが「今までのスポーツカーで最も美しい」と称賛したほどである。</p>

ジャガーカークラブからは、レーシング仕様にカスタムされたジャガー Eタイプが展示されていた。1961年に発売されたこのモデルは、ロングノーズショートデッキの贅沢な美しさを備えた1台。その美しさは当時フェラーリの創設者エンツォ・フェラーリが「今までのスポーツカーで最も美しい」と称賛したほどである。

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