ジャケットに合わせたい時計は?
M.E. 西口さんが選んだのは、カルティエ注目の新作ですね。
西口 もう”欲しい!”の一言です。30年代を復刻したスタイルが刺さりました。非対称の文字盤も、時刻を見やすくするための“用の美”。そんな物語も魅力的ですね。
太田 僕も欲しい(笑)。フレンチなムードもあって格好いいですね。
西口 今、「タンク ルイ カルティエ」を愛用しているのですが、「タンク アシメトリック」はもっとドレス寄りなイメージ。最初に買うカルティエではないのかもしれないけれど、それだけに余裕を感じさせる時計ですね。
M.E. なるほど。一方、太田さんの選択は「ロイヤル オーク」。
太田 これは34㎜というサイズに惹かれました。いわずと知れた定番ですが、サイズが違うだけで印象が全然違いますよね。
西口 この小ささ、いいですよね。“ドレッシーに着けられるスポーツウォッチ”というロイヤル オークの本領は、やはり小径でこそ発揮されると思います。
太田 小さくて上品なんだけど、この美しい造形で存在感もあります。
西口 大人が行き着くスポーツウォッチはこれ、という一本ですね。
[MENʼS EX 2021年1・2・3⽉合併号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表⽰価格は税抜き