秋を楽しむ大自然の中のトレイルラン

目的地の八ヶ岳に到着して驚いたのは、先客の数。「密」にはならないものの早朝から紅葉を楽しむために大勢が集まり、公共の駐車場も満車である。紅葉具合は素晴らしいのだがちょっと趣旨と異なるので、そのまま蓼科高原エリアに移動することにした。こちらは人の数は少なく、様々な場所で紅葉が楽しめそうだ。
しかし、予想通り絶景を楽しむためには途中でクルマを停めて、徒歩での移動が必要だ。白樺湖や車山エリアの絶景スポットをみつけて、公共のパーキングにQ3を停める。着替えは済ませてあるのでそこから紅葉の中をひたすら走る。気温は15度前後と冷え込んでいたので、走ると冷気が心地よい。紅葉を見上げながら走り、時には落ち穂やドングリ、栗を発見し、木の根や石に足を取られないように注意する。
やってみるととにかく忙しい。「綺麗だなぁ」なんて感慨にふけっていると転倒しそうになるのだ。高地なのですぐに息があがるからと言い訳をしつつ、走るペースを落として紅葉トレイルランを続けた。