輸入車や中古車には豊富な選択肢が

もっといろんな選択肢から探したいなら自ずと輸入車ということになる。アメリカ代表といえば、シボレー・カマロとコルベットだ。マスタングにもコンバーチブルモデルがあるがいまはフォードが日本から撤退したため正規輸入は途絶えている。
ドイツブランドをみてみると、メルセデス・べンツは、C/E/Sクラスクーペに、カブリオレを、さらにSLCとSL、AMG GTにもロードスターモデルがある。BMWは2 / 4 / 8シリーズのすべてにカブリオレをラインアップしている。またZ4、そして電気自動車のi8クーペにもロードスターモデルがある。アウディにはA3やA5にカブリオレがあるが現在日本導入はしておらず、TTロードスターとR8スパイダーの2種類のスポーツモデルがある。ポルシェは911とボクスターという鉄板アイテムをもっている。
ドイツブランドのオープンカーを見る(写真3枚)
英国ブランドも実はオープンカーのオンパレードだ。ミニをはじめ、ケータハム、モーガン、ロータス、ジャガー、アストンマーティン、マクラーレンやベントレー、ロールスロイスに至るまでさまざまなブランドがオープンをラインナップに加えている。
英国ブランドのオープンカーを見る(写真2枚)
イタリアンブランドにも豊富だ。アバルト124スパイダーやアルファロメオ4Cスパイダー、マセラティグランカブリオ、そしてフェラーリ、ランボルギーニにももちろんある。

フランスブランドでは、プジョー、ルノー、シトロエンなどかつてはコンパクトなオープンカーをたくさんリリースしてきたが、近年はラインアップの主軸をSUVモデルにおくようになり、残念ながら現在国内では新車で買えるオープンカーはない。
現行モデルのみだけでなく、中古車にまで選択肢を広げれば、日本には実にたくさんのオープンカーが存在する。人生一度はオープンカー、おすすめである。
文/藤野太一 編集/iconic