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大事な人を迎えるなら2列目シートへ

室内に乗り込むと、フロントにはメルセデスのファンにとってはお馴染みの光景が広がる。2枚の大型ディスプレイを並べて1枚のガラスカバー内に収めたワイドスクリーンコクピットは、室内のワイド感を一層強調している。もちろん「ハイ、メルセデス」のコマンドで起動する自然対話式音声認識を用いたインフォテインメントシステムのMBUXも標準で装備される。

フロントウインドウの先のボンネットには2本のパワードームが隆起していて、力強さをアピール。視線の高さも相まって、まさに大型プレミアムSUVに求めたい非常に高い安心感が得られるのだ。

GLSの2列目シート
2列目シートは60:40の2分割式だが、背もたれは40:20:40の3分割式となり、長尺物を積む際などに便利。

2列目シートにはスライド位置を一番前にしても、まだ余裕で足が組めるほどのスペースが充てられているにもかかわらず、何とそこから87mmも後方に下げることができる。これは先代に較べてホイールベースを60mm伸ばした恩恵。大事な人を迎え入れるならば、迷わずここだろう。

GLSの3列目シート
3列目シートにもシートヒーターを備える。電動イージーエントリー機能で2列目シートが動いてくれるので、乗降も比較的スムーズ。

そして3列目も、緊急用などではなく大人2名が長い時間を過ごして窮屈さを感じずに済むだけの広さが確保されている。実際、設計上も身長194cmまで対応できるようになっているとのことだ。

ラゲッジスペースの容量は、全席使用時でも355リッター。3列目シートバックを倒せばゴルフバッグ4セットを飲み込み、更に2列目までフラットにすれば最大2400リッターものスペースを生み出すことができる。しかもこの2列目、3列目のシートはすべて電動だから、スイッチを押すだけで多彩なアレンジを至極簡単に行なうことができるのである。

<p>価格はGLS400d 4MATICが1263万円、上級グレードのGLS580 4MATIC スポーツが1669万円。GLS580は4リッターV8ツインターボにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となる。</p>

価格はGLS400d 4MATICが1263万円、上級グレードのGLS580 4MATIC スポーツが1669万円。GLS580は4リッターV8ツインターボにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となる。

<p>前後のトルク配分を0〜100%まで連続可変させることで、オン/オフの走りを両立させる新開発の4WD(4MATIC)を搭載する。オフロード用のローレンジギアを備えたオフロード エンジニアリング パッケージをオプションで用意した。</p>

前後のトルク配分を0〜100%まで連続可変させることで、オン/オフの走りを両立させる新開発の4WD(4MATIC)を搭載する。オフロード用のローレンジギアを備えたオフロード エンジニアリング パッケージをオプションで用意した。

<p>インパネには12.3インチの大型ディスプレイが2画面並び、クラシック/スポーツ/プログレッシブ/ジェントルから表示モードが選択できる。</p>

インパネには12.3インチの大型ディスプレイが2画面並び、クラシック/スポーツ/プログレッシブ/ジェントルから表示モードが選択できる。

<p>AIRMATICサスペンションには、コーナリング時にボディを内側に傾けることで乗員が感じる遠心力低減させるダイナミックカーブ機能(CURVE)が採用された。</p>

AIRMATICサスペンションには、コーナリング時にボディを内側に傾けることで乗員が感じる遠心力低減させるダイナミックカーブ機能(CURVE)が採用された。

<p>ラゲッジのサイドには2/3列目シートを電動で折り畳めるスイッチが備わっており、ラゲッジ側からのシートアレンジが楽におこなえる。ラゲッジ容量は355〜2400リッター。</p>

ラゲッジのサイドには2/3列目シートを電動で折り畳めるスイッチが備わっており、ラゲッジ側からのシートアレンジが楽におこなえる。ラゲッジ容量は355〜2400リッター。

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