兼六園でお茶を一服く

やはり金沢に来たのだから、向かい側にある特別名勝の「兼六園」も訪れよう。雪吊りが施されており、ここに雪があったらさぞ美しいのだろう。園内の「時雨亭」にて抹茶とお菓子をいただく。兼六園の始まりとなった建物を平成になってから再現したもので、しっとりとした雰囲気に心が落ち着いた。

せっかくだからと前田家の奥方のために建てられた「成巽閣」も見学。廊下を歩いていると以前、ここに家族で来たことが頭の中でぶわーっと甦ってきた。ひんやりとした廊下から足へと上がってくる寒さがあの時とまるで同じで、脳の記憶のスイッチが入ったようだ。
