シェア社長がプレゼンターを務めた「VGJ アワード」表彰式
またインポートセンターの中枢となるビルディングの1階には、フォルクスワーゲン タイプ1(いわゆるビートル)の日本輸入第1号車や、1957年式の貴重なタイプ1などを惜しげもなく展示。さらには、長年にわたって大切に乗り継いでいるフォルクスワーゲンオーナーをVGJが表彰する「VGJ アワード」では、VGJ代表取締役社長兼CEOのティル・シェア氏がプレゼンターを務めた。
こういったVGJの取り組み以外でも、メルセデス・ベンツ日本は往年の190クラスの部品300点を交換して正規にレストア(修復)を行い、ボルボ・カー・ジャパンは「KLASSISK GARAGE(クラシックガレージ)」という、クラシックボルボを専門に整備・販売する拠点を開設。また本邦のマツダも1989年登場の名車「初代ロードスター」のレストアサービスを開始している。 古い車がイカしてる時代……になったかどうかは知らないが、古い車「も」イカしてる時代になった――ということだけは間違いないはずだ。
Vol.2へつづく
文/伊達軍曹 写真/河野敦樹 編集/iconic