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丸山茂樹さん

「カメラの前で爆弾発言!? そんな魅力もあっていい」
(丸山さん)

丸山選手とコーチの関係も隔世の感がありますよね。昔は有名なコーチがどこにいるのか、インターネットもないから調べようがなかった。僕は父に教わりましたが、服部さんは?

服部初めの基本は母に教えてもらいました。当時はプロとアマの差が歴然としていましたよね。

丸山僕が初めて会ったプロは、日本ゴルフ協会の五輪対策本部強化委員会、倉本昌弘委員長。「倉本プロと一緒にラウンドできるなんて!」と震えるほど感動しました。今は若手選手がジュニア大会で優勝すると、マンデートーナメントの出場資格を与えられたりと時代は変わりましたよね。

服部そうやってトッププロと一緒にメインの組で回れる機会があると、観客の反応を肌で感じることができる。自分がプロになったとき、すぐに適応できる利点はありますよね。

丸山今後ゴルフファンを増やすために、服部さんは何が必要だと思われますか? 僕はキャラクターだと思うんです。昔はテレビカメラに向かって手榴弾投げるようなことを言っちゃう先輩もいましたが(笑)、それもまた魅力でした。素直な感情表現は観ている側も共感できるから。今はすぐに拡散したり、炎上したりするから、ポーカーフェイスで言葉を選びながら話す選手が多いですよね。

服部わかります。この春、東建ホームメイトカップで男子プロと話す機会があったんですが、皆とても気さくで面白くて。ごめんなさい、想像していたイメージとまるきり違って驚きました(笑)。

丸山それがテレビカメラの前だと途端に「がんばるっス」って、30年前の横綱じゃないんだから(笑)。例えば渋野プロのような笑顔の発信でもいい。

服部彼女は海外ツアー初参戦ながらも初優勝を飾り、“しぶこスマイル”で世界を魅了しました。彼女のプレースタイルは、ゴルフをやらない人にも魅力的に映っていると思います。

丸山右にならえじゃつまらない。皆、もっと個性を出していいと思うなあ。表情豊かな石川 遼プロのようにね。僕自身、喜怒哀楽をむき出しでやってきました。ただ、試合後のコメントだけは、何かしら残すべきだということは後輩に伝えたいですね。僕はしくじり先生だったので(笑)。服部さんはそんなことないでしょうけど。

服部私だって珍プレーありましたよ(笑)。あとはゴルフファン拡大のために、プレー時間の選択肢が増えるといいのかなと思います。ハーフだけ、12ホールだけとか。ゴルフはプレー時間の長いスポーツですから。

丸山確かに毎週コースに行く人は減りましたが、都内のゴルフ練習場なんか夜遅くまで賑わっている。クラブの中古市場も活況と聞きますし、ゴルフ人口は決して少なくない。

服部時間しかり、人数しかり、要は皆が気軽にゴルフをできるような自由度が求められていると思います。

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