半自動運転(ACC)を試す
高速道路の全行程を手動にて運転しても構わないのだが、やや混雑している高速道路を手動で運転してもハッキリ言って特に面白くはないため(それはV40だろうがポルシェ911だろうが同じことだ)、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を活用した「半自動運転」を本日午前の基本に据えることとする。
もはや大半の人がご存じだろうが、アダプティブ・クルーズ・コントロールというのは、とりあえず車速さえセットしておけば、あとはクルマが勝手に前方の車両を追従し、加速や減速を勝手に行ってくれるという便利なアレである。
とはいえその性能やタッチは各社各様で、あまりデキのよろしくないACCだと、運転がラクになるどころか逆にストレスフルになったりもする。
だがボルボV40クロスカントリーの最終世代に搭載されているACCは非常に自然かつ正確であるため、「ストレス」とはほぼ無縁。その精度となめらかさは、筆者が自家所有するスバル車に採用されている「アイサイトver.3」とほぼ同等と思われた。そして設定可能な車速の範囲に関してはアイサイトを大幅に上回っている。

佐野ラーメンの名店「おぐら屋」
なんてことをチェックしながら走っているとあっという間に佐野ICに到着したため、ひとまずACCをOFFにし、一般道にて「佐野ラーメンの名店」を目指す。
本当は以前2回ほど訪問した小規模名店に行きたかったのだが、生来の方向音痴が祟ってその場所を完全に失念。仕方なく……というわけでもないのだが、超有名店である「おぐら屋」へ行くことに。
週末は超大混雑しているためなかなか入りづらい「おぐら屋」だが、この日は平日ということもあって、少々並んだだけで入店できた。「青竹手打ち麺と透き通ったスープ」という佐野ラーメンならではの仕様はやはり美しく、そして美味でもある。・・・ごちそうさまでした。