今年の新作を時計王とともにウォッチ!

時計界の新年は、ジュネーブで明ける。1月15日に開幕したSIHHの会場に、今年も時計王・松山 猛さんの姿があった。今年はエルメスが初参戦を果たし、小規模なアトリエ系ブランドの出店数も増加。加えてフランク ミュラー率いるWPHHやプレ・バーゼルを市内で行うブランドもあり、例年以上に過密な取材スケジュールを精力的にこなした松山さんは「多くの人が手にしやすい、リアル・ウォッチが増えている」との印象を持ったという。
「いい意味で突拍子もない複雑時計もありましたが、ベーシックな機構の良作が多かった。サイズも39ミリ以下の新作が多数登場した今年は、いわばサンキュー・イヤー(笑)」
ただシンプルで小さいだけでなく、ケースやダイヤルの仕上げが向上しているのも今年の傾向のひとつだ。
それでは、気になる新作ウォッチをフォトギャラリーでご覧ください。
2018年新作時計カタログ(写真12枚)
[MEN’S EX 2018年3月号の記事を再構成]
撮影/岸田克法(フランク ミュラー) 文/高木教雄
※表示価格は税抜き