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3列目シートは継承しつつディスカバリーをコンパクトにしたディスカバリースポーツ
3列目シートは継承しつつディスカバリーをコンパクトにしたディスカバリースポーツ。ラインナップの中ではオフロード色がやや強めだが、ランドローバーらしい高い快適性と悪路走破性を兼ね揃えている。価格は443万円?。

まず「ランドローバー」の代表的なモデル、ディスカバリースポーツHSEに乗る。全長4610mmの比較的コンパクトなボディに、5名または3列7人乗り仕様も選択可能な日常的に使いやすいモデルだ(国産3列シートSUVのひとつ、マツダCX-8と比較すれば、CX-8のほうが全長約290mm、ホイールベースは190mm長い)

パワートレインは、最高出力180ps、最大トルク430Nmを発揮する2リッター直4ディーゼルターボエンジンに9速ATを組み合わせたもの。車重は1970kgにもなるが、エンジンはトルクフルで動力性能に不満はない。また音振対策も効いていて走り出せばディーゼル音も気にならない。

4WDは、アクティブオンデマンドカップリング方式で、ランドローバーではおなじみの走行モード制御プログラム、テレインレスポンスが備わる。「一般走行」、「草地/砂利/雪」、「泥/わだち」、「砂地」の4モードからなるが、幹線道路のような除雪の行き届いた道では、一般走行モードでも何ら問題ない。ディスカバリースポーツはランドローバーのエントリーという位置づけだけれども、そのしなやかなで軽快にも思える乗り味は全ラインアップ中でももっとも心地よいと感じるものだ。

ランドローバーブランドのこだわり(写真3枚)

ランドローバーブランドに全車共通しているのが大人っぽく、シンプル、それでいて使いやすさを追求したデザイン。レザーの素材や配色も英国ならではの大人仕様。

ランドローバーブランドに全車共通しているのが大人っぽく、シンプル、それでいて使いやすさを追求したデザイン。レザーの素材や配色も英国ならではの大人仕様。

同ブランドの特徴のひとつ、ジョグダイアル式のシフトレバー。慣れてくるととても便利で病みつきになる。そのジョグの上部に並べられたスイッチ類が、オフロード走行のモードを選ぶスイッチとなる。

同ブランドの特徴のひとつ、ジョグダイアル式のシフトレバー。慣れてくるととても便利で病みつきになる。そのジョグの上部に並べられたスイッチ類が、オフロード走行のモードを選ぶスイッチとなる。

オフロード走行時に必要な情報はモニターに表示される。車両の傾斜やタイヤ角度など、細かく表示され、もちろん運転時には様々なサポートが受けられるようになっている。このあたりの制御能力は間違いなく世界屈指の実力である。

オフロード走行時に必要な情報はモニターに表示される。車両の傾斜やタイヤ角度など、細かく表示され、もちろん運転時には様々なサポートが受けられるようになっている。このあたりの制御能力は間違いなく世界屈指の実力である。

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