2026年夏、日本の街に新しい風を。BYDが提案する次世代スーパーハイトワゴン
10月30日から11月9日に東京ビックサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2025」で、BYD Japan Groupが世界初公開したのが、新型軽EV「BYD ラッコ(RACCO)」だ。2026年夏に日本導入が予定されるこのモデルは、BYDとして初めて“海外専用設計”で開発された軽自動車。中国発のグローバルEVブランドが、日本の軽市場という独自の文化に真正面から挑む一台だ。
車名の「RACCO」は、海に生きる海獣に由来する。石を使って貝を割る知恵、愛らしくもたくましい生態、そして絶滅危惧種として象徴される「守るべき存在」。BYDはその姿に“賢さと優しさの象徴”を見いだし、軽EVを通じて地球と人に寄り添う新しいモビリティの象徴とした。また、ブランドのデザイン哲学「オーシャンエステティック」もその想いを体現する。
外観は軽スーパーハイトワゴンらしい直線基調ながら、全体に安定感と上質感を漂わせる。長いドアパネルをシンプルな面で構成し、水平ラインで塊感を強調。フロントはボディ同色のグリルバーをDシェイプのシグネチャーで囲み、LEDヘッドランプと組み合わせた印象的な表情をつくる。リアは車幅いっぱいの水平ラインと、水滴のような点光源のコンビネーションランプが特徴。光が揺らめくような演出が、静謐な存在感を際立たせている。
街に溶け込みながらも個性を放つ佇まいは、単なる軽EVではない。毎日の買い物や送り迎えを、よりクリーンでスマートな時間に変える“新しい相棒”としての存在だ。小さなボディに、環境技術とデザイン哲学を凝縮することで、BYDが掲げる「地球の温度を1℃下げる」という大志を、最も身近な形で体現している。
なお、BYDブースでは乗用車と商用車あわせて13台を出展。「YANGWANG U9」や新型「SEAL」「ATTO 3」など、電動化の最前線を示すモデルが多数展示されている。その中でも、日本の日常に寄り添う軽EV「ラッコ」は、 “暮らしの目線”から未来のモビリティを定義する存在として注目だ。
BYD Auto Japan
https://byd.co.jp/byd-auto/
0120-807-551(平日9:00〜18:00)





