ジョン ロブ、エドワード グリーンetc.伝統ドレス靴を輝かせた「平成木型」とは?【平成紳士の名靴・名小物 多事総論 #1】

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バーニーズ ニューヨーク
スーツ55万円/ダル クオーレ(バーニーズ ニューヨーク) ニット3万2000円/ドルモア(シップス 銀座店) メガネ4万円/トム フォード アイウエア(トム フォード アイウエア) 靴6万9000円/ジョセフ チーニー(ブリティッシュメイド 銀座店) 時計62万円/グランドセイコー(セイコーウオッチ お客様相談室) 鞄4万3200円/ラザフォード(ユニオンワークス 青山店)

男は変わった。靴・小物はどうだ?

バブル崩壊、IT革命、リーマンショックetc.男の生き方も美意識も大きく変わった平成時代には無数の靴・小物が生まれ、名品として進化してきた。その歴史を顧みつつ、これからの展望を考えてみよう。

青柳光則さん・池田哲也さん・吉田周平さん

平成を見てきた服飾名士たちが語る

ファッションディレクター 青柳光則さん(左)
1960年生まれ。出版社勤務を経て'83年独立。DC、クラシコなどトレンドの現場を牽引。

服飾評論家 池田哲也さん(中)
1968年生まれ。'90年三越入社後ローマ駐在。クラシコブーム前から当地の魅力に触れる。

ビームス ドレス部ディレクター 吉田周平さん(右)
1969年生まれ。'89年ビームス入社。バイイングを通して平成ドレスクロージングを主導。

30年かけて進化した紳士靴の完成形

M.E.1996年11月号
M.E.1996年11月号


MEN'S EX M.E. 平成の30年間を振り返ると、靴のスタンダードもかなり変わったなと改めて感じます。ストレートチップといったデザインそのものは昔から変わりませんが、シェイプが全然違いますよね。


池田さん 池田 時代性を表現するのに欠かせないのがラストですよね。同じジョンロブのラウンドトウでも、平成初期はもっとコロンとしていました。


青柳さん 青柳 それから'90年代後半〜2000年代にはスクエアトウやロングノーズが隆盛して、またポッテリに戻って、と色々と変遷して、今この形に落ちついたということですよね。


<span style=ジョンロブの「7000」
《名作になった年…平成12(2000)年ごろ》

パリ的エスプリと英国の伝統が結実した名ラスト
2000年に発表され、以前の主力ラスト「8695」に続きドレス靴の主要モデルに次々採用。ラウンドトウながらスラリと細身で、捨て寸もやや長め。一方で全体が曲線美に富み、グラマラスな印象も感じさせる。伝統の英国シェイプにパリ的な洗練を加えた秀逸ラストだ。写真は長年人気No.1を誇る「フィリップ2」。23万円(ジョン ロブ ジャパン)"/>

ジョンロブの「7000」
《名作になった年…平成12(2000)年ごろ》

パリ的エスプリと英国の伝統が結実した名ラスト
2000年に発表され、以前の主力ラスト「8695」に続きドレス靴の主要モデルに次々採用。ラウンドトウながらスラリと細身で、捨て寸もやや長め。一方で全体が曲線美に富み、グラマラスな印象も感じさせる。伝統の英国シェイプにパリ的な洗練を加えた秀逸ラストだ。写真は長年人気No.1を誇る「フィリップ2」。23万円(ジョン ロブ ジャパン)

ジョンロブの「7000」(側面)

ジョンロブの「7000」(側面)

<span style=エドワードグリーンの「82」
《名作になった年…平成16(2004)年ごろ》

王道「202」ラストの正統進化版
1940年代から続く「202」のモダナイズ版。縦を数ミリ長くとり、トウを若干スリム化している。伝統の「インサイド・ストレート、アウトサイド・カーブ」シェイプも継承。「バークレー」15万9000円(エドワード グリーン 銀座)"/>

エドワードグリーンの「82」
《名作になった年…平成16(2004)年ごろ》

王道「202」ラストの正統進化版
1940年代から続く「202」のモダナイズ版。縦を数ミリ長くとり、トウを若干スリム化している。伝統の「インサイド・ストレート、アウトサイド・カーブ」シェイプも継承。「バークレー」15万9000円(エドワード グリーン 銀座)

<span style=クロケット&ジョーンズの「337」
《名作になった年…平成13(2001)年ごろ》

ブランドを飛躍させた通称「パリラスト」
1998年のパリ店オープン時に参画したディミトリ・ゴメス氏が開発した名ラスト。これを基軸にハイエンドな「ハンドグレード」ラインを打ち出し飛躍の契機に。「オードリー」8万9000円(グリフィンインターナショナル)"/>

クロケット&ジョーンズの「337」
《名作になった年…平成13(2001)年ごろ》

ブランドを飛躍させた通称「パリラスト」
1998年のパリ店オープン時に参画したディミトリ・ゴメス氏が開発した名ラスト。これを基軸にハイエンドな「ハンドグレード」ラインを打ち出し飛躍の契機に。「オードリー」8万9000円(グリフィンインターナショナル)

<span style=チャーチの「173」
《名作になった年…平成15(2003)年ごろ》

現代的クラシックを体現したシェイプ
昭和の名ラスト「73」のDNAを受け継いだ進化版。同作より若干トウを長めにとりモダナイズしつつ、チャーチならではのクラシック感は保った秀逸なバランスだ。「ディプロマット」8万3000円(チャーチ 表参道店)"/>

チャーチの「173」
《名作になった年…平成15(2003)年ごろ》

現代的クラシックを体現したシェイプ
昭和の名ラスト「73」のDNAを受け継いだ進化版。同作より若干トウを長めにとりモダナイズしつつ、チャーチならではのクラシック感は保った秀逸なバランスだ。「ディプロマット」8万3000円(チャーチ 表参道店)

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2019年VOL.305月号

2019

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