「なんにもおかまいできしませんけど」な、京都の宿が驚くほど快適だった理由
京都に誕生した町家滞在を楽しめる新施設
国内旅行で人気の高い京都は、このところ話題が豊富だ。新たな店舗や宿泊施設が次々と登場していることもあり、行くたびに新たな発見がある。そんななか、2019年7月に個性的な宿suki1038(スキイチゼロサンハチ)が誕生した。
同施設のホームページを見て、一番気になったのは「なんにもおかまいできしませんけど」とのキャッチフレーズ。サービスの良さをアピールするのではなく、なんとも遠慮がちなこの一言には、どんな意味が込められているのだろう。
2階の和室。窓際は足元が一段低くなった付書院で、腰掛けて読書やパソコン作業ができる。ⒸNakasa&Partners
トランクを広げた状態で乗せられるほか、布引きのアクセサリー収納も備えた大容量のクローゼット。ⒸNakasa&Partners
シーリー社に特注したフカフカのハリウッドツインベッド。寝室から表の庭も眺められる。ⒸNakasa&Partners
琉球石灰岩に囲まれた浴室は窓を開ければオープンスペースと一続きになる。広い浴室に設置された十和田石の大きな浴槽には、ヒバの広い縁が付いていて、優雅なことこのうえない。浴槽脇には頭上、ハンド、横方向と3タイプのシャワーを完備している。ⒸNakasa&Partners
ハリウッドツインのベッドルーム。ⒸNakasa&Partners
浴室はオープンスペースと通じているほか、テーブル、チェアがあるのでプールのように使うのも悪くない。ⒸNakasa&Partners
オープンスペースには、リラックスするのに最適なチェアとサイドテーブルが置かれている。ⒸNakasa&Partners
窓越しに庭が眺められる和室。4名宿泊の場合は、ベッドルームに加え、こちらに布団を敷いて利用する。ⒸNakasa&Partners
土間から上がって最初に見えるのがこちらの庭。ⒸNakasa&Partners
キッチンの隣にはダイニングテーブルが用意されていて、自分たちで食事を楽しめる。ⒸNakasa&Partners
ハリウッドツインのベッドルーム。ⒸNakasa&Partners
御所東弐の一番の見せ場といってもいいのが、吹き抜けになった浴室と、階段から見えるベッドルーム。ⒸNakasa&Partners
2階にも廊下沿いにモダンな庭が設けられている。余談ながら御所東弐は荷物用エレベーターを備えているので、2階と言えど荷物の運搬の心配は無用だ。ⒸNakasa&Partners