AtoZで斬る! 旬なKEYWORDで徹底解説
新作ウォッチ2026
今、選ぶべきタイムピースとは? 2026年4月に開催された新作エキシビションWatches & Wonders Geneva 2026を軸に同時期に発表された新作から注目作を選び出し、アルファベット順にキーワードを設定して徹底検証。タイムピースの A to Z を読み解く‼
【Q】Quiet Luxury
静かに主張する大人の一本を
クワイエット・ラグジュアリー。控えめな中に大人の上質が香る「静かなる贅沢」は今、ファッションシーンのキーワードでもある。31.1×35.6mmというクラシカルなサイズ感で復活した「ゴールデン・エリプス」、30年前の初代モデルを着想源とする 36.5mmサイズの「LUC 1860」、アール・デコの空気をケースに閉じ込めた「ヒストリーク アメリカン1921」。タイムピースも、敢えて主張しない本物感が“気分”だ。
アリューズ川に由来する静謐なブルー
Chopard(ショパール)
初代「L.U.C 1860」の精神を受け継ぐ、ショパール マニュファクチュール設立30周年を記念した一本。文字盤の色は、工房の近くを流れるアリューズ川に着想を得た“アリューズブルー”。18Kホワイトゴールド製のダイヤルに、ヴィンテージ旋盤によるハンドギヨシェを施している。デイト表示を省いたシンプルな顔立ちも上品だ。搭載するCal.L.U.C 96.40-Lは、22Kゴールド製マイクロローターと約65時間のパワーリザーブを備え、COSC認定クロノメーターかつジュネーブ・シールも取得。自動巻き。ルーセントスティール™ケース。カーフストラップ。ケース径36.5mm。30m防水。421万3000円(ショパール ジャパン プレス)
薄型ケースに宿る黄金比の美学
PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
黄金比に着想を得た楕円ケースで知られる、1968年登場の「ゴールデン・エリプス」。本作は、伝統的なミディアムサイズの18Kホワイトゴールドケースに、ソレイユ仕上げのオリーブグリーン文字盤を組み合わせた一本だ。現行コレクションで最も薄い5.9mmのケースに、22Kゴールド製ミニローターを備える薄型自動巻きCal.240を搭載。文字盤と同色のカーフストラップも静かな個性を添える。自動巻き。18KWGケース。カーフストラップ。ケースサイズ31.1×35.6mm。3気圧防水。659万円(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
時間を見る角度まで洒落ている
VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)
1921年のアーカイブモデルに着想を得た一本。丸みを帯びたクッション型ケースに、45度傾けた文字盤と左側に配したリュウズが、大人の手元にさりげない個性を添える。新作では、グレイン仕上げのシルバートーンに、ブルーのマーカーと針を配した文字盤や、スネイル仕上げのスモールセコンドで端正な印象に。手巻き。18KPGケース。カーフストラップ。ケース径40mm。ケース厚8.06mm。3気圧防水。759万8900円(ヴァシュロン・コンスタンタン)
[MEN’S EX Summer 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み





