マラカイト、タイガーアイ、ターコイズ……天然石を用いた2026年新作ウオッチ

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AtoZで斬る! 旬なKEYWORDで徹底解説
新作ウォッチ2026

今、選ぶべきタイムピースとは? 2026年4月に開催された新作エキシビションWatches & Wonders Geneva 2026を軸に同時期に発表された新作から注目作を選び出し、アルファベット順にキーワードを設定して徹底検証。タイムピースの A to Z を読み解く‼

【N】Natural Stone
個体差こそ価値になる天然石文字盤

マラカイト、タイガーアイ、ターコイズ……、文字盤にこうした天然石を用いることがトレンドのひとつになってきた。希少性もさることながら、天然ゆえに一つとして同じものがなく、自分だけの1点という感覚も人気の要因だろう。この分野で一日の長があるピアジェは、ソーダライトを「ピアジェ ポロ79」に採用。ロレックスのライトグリーンアベンチュリン、アーノルド& サンのピーターサイトなど、あまり耳馴染みのないマテリアルも、新たな関心を創出している。

“嵐の石” を湛えた静謐なる2針ドレス
ARNOLD & SON(アーノルド&サン)

アーノルド&サン
HM ピーターサイト
時・分表示のみの薄型ドレスウォッチ「HM」から登場した、ナミビア産ピーターサイト文字盤の世界限定28本モデル。1960年代初頭に発見され、“嵐の石”とも呼ばれるカルセドニーの一種。荒々しく渦を巻くような模様は一枚ごとに異なる。2本針と控えめなミニッツマーカー、ブランドロゴのみの文字盤が、その表情を引き立てる。シースルーバックからは、装飾仕上げを施し、約90時間のパワーリザーブを備える手巻きCal.A&S1001も鑑賞できる。手巻き。SSケース。インクブルーアリゲーターストラップ。ケース径39.5mm。ケース厚7.82mm。3気圧防水。319万円(アーノルド&サン相談室)
アーノルド&サン

淡緑に煌めく、表情豊かなデイデイト
ROLEX(ロレックス)

ロレックス
オイスター パーペチュアル デイデイト 40 ライトグリーンアベンチュリン
ロレックスの最上位コレクション「デイデイト 40」に加わった、ライトグリーンアベンチュリン文字盤の新作。天然石ならではの繊細な筋模様と煌めきを宿すダイヤルが、個体ごとに異なる表情を見せる。初採用された18ctジュビリーゴールドは、華美さを抑えた温かみのある独自の新合金。10個のバゲットカットダイヤモンドが、さらに品格を高めている。自動巻き。18ctジュビリーゴールドケース&ブレスレット。ケース径40mm。100m防水。価格&発売時期未定(日本ロレックス)
ロレックス

“ラグスポ” 名作に映える、青の天然石
PIAGET(ピアジェ)

ピアジェ
ピアジェ ポロ 79
1979年に誕生した“ラグスポ”の名作、ピアジェ「ポロ」を現代的に再解釈した「ポロ 79」。その最新作では、現行コレクションで初めてオーナメンタルストーンと呼ばれる装飾性の高い天然石を文字盤に採用。サテン仕上げの18Kホワイトゴールド、磨き上げられたゴドロン装飾、ソーダライトの濃淡あるブルーが層をなし、異なる質感のコントラストを生んでいる。石ごとに異なる色調や筋模様も、天然石ならではの魅力だ。自動巻き。18KWGケース&ブレスレット。ケース径38mm。ケース厚7.45mm。5気圧防水。1733万6000円(ピアジェ コンタクトセンター)

 

[MEN’S EX Summer 2026の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み

2026

VOL.350

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