
上海蟹専門店として2020年に東京に上陸した「蟹王府 日本橋店」。上海蟹のオフシーズンは、上海の家庭料理がメニューに加わり、それぞれアラカルトで注文できるのが魅力だ。今回は、新たにメニューに加わった夏のアラカルトメニューをご紹介しよう。

まず一品目にご紹介するのは、「上海蟹とマコモダケの和え物」(3960円)。マコモダケのやわらかな香りと優しい食感に、付け合わせのミントが爽やかな印象を添えてくれる。無論、上海蟹専門店である蟹王府らしく、上品で風味豊かな上海蟹を贅沢に使用。食物繊維をたっぷりふくんでおり、腸内環境を整え、食欲を掻き立てる“開胃菜”(胃を活発にする前菜)なのだ。

そして、体温を下げてむくみをとってくれる冬瓜をつかった「冬瓜の大閘蟹、金華ハムの餡がけ」(3520円)。暑い夏こそたくさん食べたい食材である。上海蟹と世界三大生ハムの一つである金華ハムのうまみが溶け込んだ優しい餡の味わいも楽しめる。

「牛肉スープのライスヌードル」(2970円)は、牛骨をベースに醤油や豆板醤でしっかりと味付けしたスープを使用。甘じょっぱく、すこしスパイシーな味わいが食欲をそそる。トッピングにはやわらかく煮込んだ牛すね肉や牛すじ、玉子焼き。