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また、パーク ハイアット 京都のラウンジスペース「ザ リビングルーム」のアフタヌーンティーも実は意外な食体験が楽しめるとあって人気だ。こちらのアフタヌーンティーは珍しく、前菜からデザートまで、一皿一皿コース仕立てで供されるのが特徴だ。さらにそれぞれの料理に合わせたティーペアリングも秀逸。ソムリエが一品ごとに選んだジャパニーズティーが料理と抜群のマリアージュを叶えてくれる。
マカロンはカカオ風味で、フォアグラのムースとカシスジャムを挟んでいる。中に柚子のコンフィを忍ばせた、さわやかなフロマージュブランのムース。ゆり根を丁寧に炊き上げた滑らかなクリームを組み合わせている。こちらには、茨城県の長野園産のフラワーシャワーブレンドの和紅茶を合わせて。
今冬のメニューにはトリュフやフォアグラといった高級食材から、ゆり根や里芋といった冬の和の食材を採用。繊細な味わいと洗練されたメニュー構成となっている。アフタヌーンティーというとスイーツを真っ先に思い浮かべるかもしれないが、こちらは男性でもしっかり満足できる「コース料理」といっても過言ではないだろう。
暖炉に揺らぐ灯を眺めながら、ゆっくりと静かに流れる時間の中でパーク ハイアット 京都ならではの美食の旅へ出かけてみてはいかがだろうか。
冬のアフタヌーンティーのメニューはこちら(画像4枚)
柔らかく炊いた里芋にはイクラを添えて。こちらには、京都の永谷宗園茶店の煎茶「松風」を組み合わせた。のど越しが良く爽やかな後味ながら、ほどよい緑茶の渋みが口の中をリフレッシュしてくれる。
毎冬の定番セイヴォリー。とろける食感のコンテチーズのフランに焼き立てのブリオッシュを添えている。また、左は伝統的な焼き菓子であるカヌレを練りこんだアイスクリームとラム酒のシャンティクリームと合わせたオリジナルのアイスクリーム最中。こちらには京都のティートラベラーズの三年熟成番茶を合わせて。ほっこりとしたほうじ茶の優しい味わいがそれぞれのミルキーなフレーバーとマッチする。
徳島県産のプレミアム椎茸「天恵菇」の旨味をカツレツに閉じ込めた。ハモンセラーノの塩味がよいアクセントに。合わせるのは奈良のかぜのしずくの烏龍茶。奈良の月ヶ瀬で収穫した春摘みの柔らかい芽を使用しているため、優しい甘みも感じられ茸の旨味を引き立てる。
フェアトレードにも取り組んだチョコレートを使用したスフレで、トリュフの香りも程よく主張。合わせるのは静岡の山本園の「べにふうき 牧之原」という和紅茶で、香ばしい豆の風味がチョコレートとトリュフとの香りと絶妙なハーモニーを奏でる。
シグネチャーレストラン「八坂」 の詳細は
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「ザ リビングルーム」 の詳細は
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