充電環境の変革!ポルシェとアウディが共同で整備する急速充電ネットワークとは?

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充電環境の変革を目指す、ポルシェとアウディが急速充電ネットワークを共同で充実させるメリットとは

最大の懸念材料である充電の不便さを解消

電気自動車に乗るにあたって最大の懸念事項といえば、充電にまつわる所要時間と場所のことだろう。国内の充電器事情としては、普通(AC)充電器が9割以上を占めている。また急速(DC)充電器といっても30〜50kWのものがほとんどで、90kWを超えるような公共の急速充電器は、まだ数えるほどしかない。

近年プレミアムブランドが発売した電気自動車の多くは、90kWh前後の大容量バッテリーを搭載したものが多い。仮にほぼ空の状態から満充電にするとして、単純計算だが30kWの急速充電器なら3時間、50kWでも約2時間は必要になる。ちょっと“お茶でも”というダジャレの意が込められた日本の急速充電方式「CHAdeMO(チャデモ)」だが、高速道路のSAやPAでは、充電時間は原則30分で、後ろに並んでいる人がいれば譲り合うことがルールであり、90kWh クラスのプレミアムカーなら、1回の充電で得られる充電容量は3割にも満たないというのが現状だ。

そうした中、2022年4月19日、ポルシェジャパンとアウディジャパンは、日本国内での急速充電ネットワークの拡充を促進する業務提携を締結し、「Premium Charging Alliance(プレミアムチャージングアライアンス)」事業を、2022年7月1 日から開始すると発表した。

この「Premium Charging Alliance」は、ポルシェとアウディの電気自動車のオーナーに向けて、両ブランドのディーラーネットワークまたは都市部に展開する150kW級の急速充電器(CHAdeMO規格)ネットワークを統合することにより、日本国内の充電サービスを拡充させていくというもの。

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