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グッドイヤーのオールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤの基本的構造は夏タイヤだ。イメージとしては、雪道も走れる夏タイヤといったところだろう。その構造のポイントは溝。最近のタイヤは左右非対称の溝の構造が一般的だが、グッドイヤーの「ベクター」は溝が左右対称に作られている。このV字形パターンはヨーロッパでは主流となっており、センターの細かい溝が冬性能を発揮し、ショルダー部分の大きいブロックで夏性能をカバーするという仕組みだ。

グッドイヤーのオールシーズンタイヤ
細かい溝があるセンター部分でワッフル状の凸凹がブロック間を支え合い、より路面に密着しグリップ。また、偏摩耗抑制にも貢献する。センター部から左右に、太く深く力強くV字形に伸びるグルーブが特徴の「Vシェイプドトレッド」は、ウエット路で優れた排水性能を発揮する。
「SNOW」の文字が刻印されたグッドイヤーのタイヤ
冬用タイヤであることを確認できる「SNOW」の文字が刻印される。
「M+S」はマッド&スノーの表記
「M+S」はマッド&スノーの表記。加えて、欧州で冬用タイヤとして認められた証しであるスノーフレークマークも表記される。

オールマイティーな印象のオールシーズンタイヤだが、溝が深くて広い分、夏タイヤに比べて、音は出やすいという問題点も残る。だが、それも耳障りというレベルではない。また、厳密な数値をとると、ウエット性能においての、雨天時、濡れた道路では、夏タイヤのグリップ力の方が上とされる。専用タイヤに比べると精度の上では劣る部分も否めないが、とはいえ、冬になって、ディーラーに冬タイヤを持ち込んで、取り換えるという面倒さを考えると、冬でも交換不要なオールシーズンタイヤというのは非常に有効な選択肢と言えよう。

最近、アウトドアやキャンプもブームではあるが、グッドイヤーからは、2018 年に、ミニバン・SUV 向けオールシーズンタイヤ「Assurance WeatherReady(アシュアランス ウェザーレディ)」も誕生している。こちらは、タイヤの溝が左右非対称型となっているが、こうした幅広い車種に対応しているのもグッドイヤーの強みだ。 さらに、今夏には商用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CARGO(ベクター フォーシーズンズ カーゴ)」も発売となり、さまざまなニーズに応えているのだ。

「いざという時のための冬タイヤ」から「いかなる状況にも対応できる」オールシーズンタイヤへ。安心、安全なクルマライフを支える次なる一手として、オールシーズンタイヤという選択をぜひ検討してみてはいかがだろうか。

グッドイヤーのオールシーズンタイヤの詳細はコチラ

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