穿き心地重視なら360度シャーリング
ウエストがすべてシャーリングになったタイプのものは、素材やシルエットもリラックス感の高いものが多い。タイドアップスタイルには向かないが、ニットやポロシャツにはよく合う。いうまでもなく、穿き心地は快適そのもの。リモートワークにもぴったりで、もちろん休日の装いに活用してもいい。ビジネスシーンで使うなら、インナーの裾はタックアウトしてシャーリングを隠すのが基本。
CELLAR DOOR(セラー ドアー)

Spec 股上/28.5cm ワタリ/29cm 裾幅/18.5cm
適度にゆとりのあるシルエットも寛ぎ感大
定番シリーズの「アルフレッド」。素材はポリエステル63%+ビスコース32%+ポリエステル5%で、柔らかなドレープが特徴的だ。シルエットはゆったりめで、窮屈感は皆無。ドローコードは内側に引き抜いて隠すことも可能なので、コーディネートによって使い分けたい。2万5300円(アントリム)

品格重視ならベルトレス
快適さも捨てがたいけれどあくまでクラシックに装いたい。そんな方におすすめしたいのがサイドの一部のみをシャーリングにしたタイプだ。こちらはベルトレスのデザインになっているのも特徴で、ドレスシャツをタックインした装いもエレガントに決まるのがいい。ジャケットを羽織ってサイドのシャーリングを隠せば完璧だ。商談などシリアスな場面にもしっかり対応できる。
INCOTEX(インコテックス)

Spec 股上/28cm ワタリ/29cm 裾幅/18cm
Point!
内側にはドローコードも

フロントからの顔つきはドレスパンツそのもの
1プリーツのテーパードフィット「88」。最小限のシャーリングに加え、ドローコードは内側に隠されているため、正面からのルックスは完全にドレスパンツだ。素材もクラシックなウール100%。ベルトレスだが紐でウエストを調節できるので、ジャストフィットで穿けるのも魅力。4万8400円(コロネット)

[MEN’S EX Autumn 2021の記事を再構成]
※表示価格は税込み。