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セイコーが培う高度な技術と日本の美意識を凝縮したグランドセイコー(GS)の時計は、もちろんカジュアルの格上げにも効く。3つのコレクションのうちもっともアクティブなシーンに映えるのはスポーツコレクションのモデルだが、ヘリテージコレクション、エレガンスコレクションのモデルも大人っぽい休日の装いをラグジュアリーに見せるポイントとなる。
今回は各コレクションからMEN’S EXが注目するモデルを、それぞれトレンドのカジュアルスタイルとコーディネート。シーンや装いを超越するGSの魅力を改めて確認してほしい。
端正な上品顔のヘリテージコレクション×レザーブルゾン
見るからに柔らかなシープスキンレザーを用いたブルゾンに、ヘリテージコレクションの「SBGA211」をコーディネート。GSの端正なデザインはビジネススタイルに抜群に映えるが、ブレスレットモデルはほどよくスポーティな要素もあるため、こういう上品なカジュアルの引き立て役にも絶好なのだ。とくにこのモデルは1967年発表の44GSを継承したトラッド感あふれる見た目ゆえ、こういうクラシックなデザインのブルゾンにすんなり馴染む。“雪白”と呼ばれる純白の文字盤とインに着たマスタードカラーのニットも相性ぴったりで、無骨になりがちなレザースタイルをエレガントに見せるポイントになっている。