ニット×ツイードで温もり感を強調
ノータイのビジカジを実践するなら、ぜひニットを活かした装いをオススメする。温かみを感じるツイードと好相性なのは言わずもがな。インナーにニットを着れば、ツイードの寛ぎ感や温もりが強調されて温厚な人物像が演出できるだろう。堅苦しさも解消できるだけに実践してみる価値は大ありだ。
ERNESTO(エルネスト)
アメトラのⅠ型を再現したイセタンメンズ別注モデル
段返り、パッチ&フラップポケット、センターフックベントなどⅠ型を再現した意欲作。一方で肩回りは軽い仕立てで着心地は快適。レンガ色のニットやスエード靴を合わせ、ビジカジで季節感を演出するのも◎。ジャケット9万7900円(伊勢丹新宿店)
デニム通勤の最有力ジャケットにする
着方次第でデニムを使ったビジカジOKの職種が増えている。が、キレイめのリジッドデニムを選んだとしても、繊細な毛織物のジャケットは、やはりバランスが悪い。そこでツイードの出番というわけだ。ツイードの程よいカジュアル感なら馴染みは上々。デニム通勤に映えるだろう。
TITO ALLEGRETTO(ティト アレグレット)
伝統的なナポリの雰囲気をマシンで表現
細腹がなくフロントダーツが下まで続くナポリ特有の構造のジャケット。日本人の前肩に合ういせ込みなど凝った仕様が魅力だ。素材はウール100%。淡いグレーのチェックゆえ、デニムと好相性で、デニム通勤姿を格上げしてくれる。ジャケット14万3000円(エストネーション)
[MEN’S EX Autumn 2021の記事を再構成]
※表示価格は税込み。