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快適性へのこだわり

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッド
ボディサイズは全長4500×全幅1850×全高1710mm。価格は550万円。バッテリーは後席床下に搭載された。

エクステリアデザインはこれまでのガソリンエンジンモデルと大きな変更点はない。フロントバンパー下部とサイドシルに配された台形の加飾リングの色が、ガソリンエンジンモデルではホワイトのボディではレッドになるのに対して、PHEVではブルーになっている。あとはリアにハイブリッドのバッジが備わるくらいだ。

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッドのインテリア
ガソリンエンジンモデルと同様のインテリア。シフト右側にはドライブモードのスイッチが備わる。

インテリアデザインも基本はベースモデルを踏襲したもの。

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッド インパネのモニター
インパネのモニターにはPHEV専用の、エネルギーフローを表示するモードが採用されている。無料のスマートフォンアプリを用いて、リモートチャージやエアコン操作なども可能に。

メーターは12.3インチの液晶パネルにさまざまな情報が収められており、ダッシュボード中央には8インチタッチスクリーンが配されている。メーター内の表示にはPHEV専用の機能として、現在の動力源が電気なのかエンジンなのか、またエネルギー回生中かを可視化するモードが追加されている。

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッドのシート
ブランド独自のアドバンストコンフォートシートを採用。PHEVモデルはナッパレザーと人工皮革を用いている。パノラミックガラスルーフも標準装備。

シートは、乗り心地を重視するシトロエンの伝統で、座面を大きくたっぷりと取り、背面にもしっかりとクッション性をもたせたもの。密度の高い独自の高密度フォームを採用し、シート表皮中央部にはさらに 15mm分のレイヤーを重ねることで、座った瞬間の当たりの柔らかさとなじみの良さを向上させているという。シート表皮にはナッパレザーを標準装備する。

またシトロエンは乗り心地だけでなく居住空間としての快適性を向上させるため、早くから車内の空気を自動的にクリーンな状態に保つエアクオリティシステムを採用してきた。このモデルにも最新の機能が搭載されており、COやNOxなども含め、外気の汚れが一定レベルを超えたとセンサーが検知すると自動的に内気循環に切り替える。また、アクティブカーボンフィルターによって、花粉や埃、PM2.5などの微細な粒子を取り除いてくれるという。いまの時代にはぴったりの装備だろう。

シトロエン C5エアクロスSUVプラグインハイブリッドのエンジン
1.6リッターガソリンターボエンジンをフロントに搭載。フロントアクスルのモーターと併せて前輪を駆動させる。湿式多板クラッチを用いたPHEV専用8速ATを組み合わせた。

パワートレインは、180ps/300Nmを発揮する1.6リッターターボエンジンに、フロントアクスルに110ps/320Nmの電動モーターを組み合わせたもので、トランスミッションは、PHEV専用の8速オートマチックを組み合わせている。システムトータル出力は225ps/360Nmに到達。リチウムイオンバッテリーの容量は13.2kWhで、EV走行可能距離は65km(WLTCモード)で、近距離の通勤や日常の買い物などは、ほぼEVとして利用が可能で、いざとなればエンジンが始動するため電欠を気にすることなくロングドライブも楽しめるというわけだ。

シトロエン C5 エアクロス SUV プラグインハイブリッドのディテールをチェック(画像3枚)

<p>左側後部に充電ポートを配置。充電は200V普通充電のみに対応、6kWの場合は約2.5時間で満充電となる。ちなみに右側後方にはガソリン給油口が配されている。</p>

左側後部に充電ポートを配置。充電は200V普通充電のみに対応、6kWの場合は約2.5時間で満充電となる。ちなみに右側後方にはガソリン給油口が配されている。

<p>グランドC4スペースツアラーなどのモジュラーシートのノウハウを用いたという、独立3座のリアシートを採用する。</p>

グランドC4スペースツアラーなどのモジュラーシートのノウハウを用いたという、独立3座のリアシートを採用する。

<p>左側後部に充電ポートを配置。充電は200V普通充電のみに対応、6kWの場合は約2.5時間で満充電となる。ちなみに右側後方にはガソリン給油口が配されている。</p>

左側後部に充電ポートを配置。充電は200V普通充電のみに対応、6kWの場合は約2.5時間で満充電となる。ちなみに右側後方にはガソリン給油口が配されている。

<p>グランドC4スペースツアラーなどのモジュラーシートのノウハウを用いたという、独立3座のリアシートを採用する。</p>

グランドC4スペースツアラーなどのモジュラーシートのノウハウを用いたという、独立3座のリアシートを採用する。

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