日本のメガネデザインの先駆者「タカノリ ユゲ」を知っている?

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本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。

TAKANORI YUGE(タカノリ ユゲ)

TAKANORI YUGEの注目フレーム_シャンパン-N
品番 シャンパン-N(詳しくは下記にて)

芸術的なデザインで魅せるハウスブランドの先駆け

1971年に東京・阿佐ヶ谷にオープンした眼鏡店、東京オプチカル。同店のオリジナルブランドとして’98年にスタートしたタカノリ ユゲは、日本のハウスブランドの先駆けだ。当時の日本の眼鏡には見られなかった、カラフルな色や大胆なデザインが話題となり、これまでに「グッドデザイン賞」を3度、「アイウェア・オブ・ザ・イヤー(現・日本メガネ大賞)」を8度受賞し、グランプリも3度受賞という快挙を成し遂げる。

コンセプトは“性別や年齢を問わず眼鏡をもっと楽しむこと”。そのデザインはユニークでオリジナリティがあふれている。例えば、レンズの端とフレームの間に空間をもたせた中空フレームや、表と裏で色が異なるバイカラーなどは、その代表的な手法。他にも、二重構造の複雑なリムやフレームをズラしたデザインなど、思い切ったフォルムが高い評価を得ている。これら複雑なフレームワークには度数の強いレンズの厚みが目立ちにくいというメリットもある。そして、タカノリ ユゲにはアーティスティックな意匠からクラシックなタイプまで豊富なバリエーションも揃っている。

これほど複雑なデザインだと、作り手の労力は計り知れない。難しい工程が多く、通常の眼鏡製造よりも高い技術が求められるからだ。ゆえに少量生産にならざるを得ないが、それでも次々と新しい試みに挑戦している。だからこそ、新作を発表する度に、新たな驚きと発見を与えてくれるのだ。ブランドデビューから22年、タカノリ ユゲは今も進化し続けている。

TAKANORI YUGE(タカノリ ユゲ)

 BRAND INFO 
創業年/1998年
創業者/弓削貴敬・弓削嘉子
現在地/日本・東京都
問い合わせ先/東京オプチカル ショールームショップ
TEL:03-5929-9780

TAKANORI YUGEの注目フレーム_弓削貴敬さん

デザイナー
弓削貴敬

まだ日本では地味なデザインの眼鏡が主流だった’90年代から、ヨーロッパのアイウェアに見られるような斬新な色やカタチを提案し続けている。日本のハウスブランドのパイオニア。


2024

VOL.341

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