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グランドハイアット東京 チャイナルーム「漢方和牛の薬膳コラーゲン火鍋」

14種類の薬膳をブレンドしたスープに
漢方和牛のサーロインを合わせて

グランドハイアット東京 チャイナルーム「漢方和牛の薬膳コラーゲン火鍋」

六本木・グランド ハイアット 東京内で中国四大料理や、ランチタイムには飲茶が楽しめる「チャイナルーム」。毎年人気の火鍋に、今年は薬膳食材をたっぷり加え「漢方和牛の薬膳コラーゲン火鍋」として提供を始めた。北京の宮廷料理店直伝のコラーゲン豊富な北京風白湯は「美肌」を、ピリリと辛い四川風麻辣湯は「デトックス」をテーマに、14種類の薬膳食材を使った2種類のスープでいただく鍋だ。中国料理一筋22年という小池克昌料理長も、「これほど多くの種類の薬膳食材を使ったのは初めて。コロナ禍で時間ができた時に薬膳を勉強し、夏から1ヶ月ほどかけて効能を考えて最大限の効果が得られること、そして味のバランスの良い組み合わせを研究しました」と語る。

「美肌」のための白湯スープには、味の深みを出すためにアヒルを加え、豚肉、金華ハム、丸鶏、干し貝柱を入れて8時間煮込んだ後、さらに魚のアラを足してこっくりとしたコラーゲンリッチな味わいに仕上げた。高麗人参や夏草花など5種類の薬膳が入り、免疫力アップや美肌のみならず、滋養強壮や疲労回復なども期待できるという。

「漢方和牛の薬膳コラーゲン火鍋」の具材

「デトックス」がテーマの四川風スープも、8時間煮出したという上湯に、生姜の仲間の草果やバンウコン、ヨロイグサなど9種類を加えている。薬膳食材がたっぷり入っているにもかかわらず、食べやすいのも嬉しい。「体を温めるだけでなく、鎮痛や解毒、整腸の作用もあると言われる組み合わせです」と小池料理長。唐辛子や八角、クローブなど、様々なスパイスの香りが食欲を誘う。

「漢方和牛の薬膳コラーゲン火鍋」の具材

具材も、14種類の漢方を混ぜ込んだ飼料を食べて育つ希少な漢方和牛のサーロイン、冬が旬で、皮と身の間にコラーゲンがたっぷり詰まったウツボ、ビタミン豊富で風邪の予防に良いというターツァイや、繊維質も豊富で、疲労回復や生活習慣病の予防に効果があると言われる安納芋などの食材を厳選したのみならず、燕の巣、ざっくりと刻んだ黒トリュフ、かにみそなどの高級食材が入ったワンタンも楽しめる。

好みの具を好みの味のスープで煮ていただくが、具材と一緒に出てくるのが、中国ではお年玉を渡す時に使われる、「紅包」と呼ばれる縁起の良い赤い袋。中には干しエビや干し貝柱が入っているので、途中で入れて味変するのもオススメだ。〆には食材の旨味が溶け込んだ濃厚なスープとの相性が良いもっちりとした刀削麺も楽しめる。スープは少なくなると継ぎ足してもらえるので、薬膳のパワーをたっぷりと取り込みたい。

小池克昌料理長
小池克昌料理長

チャイナルーム
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/chinaroom-restaurant/
※漢方和牛の薬膳コラーゲン火鍋は3月31日までのディナータイムの提供。一人前1万2000円(税サ別)で二人前から提供可能。

取材・⽂/仲山今日子
※表⽰価格は税抜き

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