この機構が凄い!
Point 1
ケース厚7.4㎜、ムーブメント厚3.5㎜
手巻きトゥールビヨンをはじめとして、ミニッツリピーター、自動巻き、自動巻きトゥールビヨン・クロノグラフ、そして本作で世界最薄を実現。ブルガリの技術力の高さには、驚きである。薄いケースは、オクトを象徴するファセットカットにより立体感も併せもつ。
Point 2
トゥールビヨンの背面には、V字型パーツ
トゥールビヨンの裏蓋側のブリッジに、クロノグラフのスタート・ストップ用レバーを組み込む、かつてない設計に。V字の下側が、コラムホイールに接続している。3-9時にはクロノグラフ輪列のブリッジが横たわり、その上からリセットハンマーが顔を覗かせる。
Point 3
クロノグラフはワンプッシュ式
ワンプッシュ式なのは、2019年発表の世界最薄クロノグラフと同じだ。押す度に、スタート・ストップ・リセットを順に繰り返す。下側は、リューズ機構切り替えボタン。各機能が混同されないよう、クロノグラフ用ボタン側だけ上部に溝が切られている。