2015年式C200ステーションワゴンを買うとすると
C200ステーションワゴン アバンギャルドのディテールをチェック!(写真5枚)
具体的に見てみましょう。
まず今回のシミュレーション上で「買う」車は、執筆時現在(2020年11月)、某県の某正規ディーラーが実際に販売している「2015年式C200ステーションワゴン アバンギャルド(レーダーセーフティパッケージ付き)」ということにしてみます。そのスペックは下記のとおりです。
年式|2015年
グレード|C200ステーションワゴン アバンギャルド
走行距離|3.0万km
車両価格|290万円
支払総額|310万円
車検|2022年7月まで
備考|レーダーセーフティパッケージ付き、パワーシート付き
5年落ちですが、正規ディーラーが売っている走行距離3.0万kmの認定中古車なんてフツーにキレイですし、エンジンや足回りなどにも何ら問題はないはずですので、あまり気にする必要はないかと思われます。
で、税金なども含めた総額310万円のこれを、普通のローンで買ってもいいのですが(もちろんキャッシュでもいいでしょう)、メルセデスの認定中古車は「ユーズドカー・ウェルカムプラン」という残価設定型ローンを利用できますので、せっかくですからそれで試算してみます。
【支払条件】
支払回数|48回
実質年率|1.9%
据置/残価額|1,160,000円(車両価格の40%)
【支払内容】
頭金|200,000円(諸費用分)
ボーナス月加算額|50,000円
月々支払額|29,013円
最終回支払額|1,189,013円
……月々約2万9000円+ボーナス月5万円加算であれば、たいていの人はイケるはず。これでめでたく現行型C200ステーションワゴンのオーナーになれるわけですが、問題は「最終回支払額」です。
今から4年後に、そのときにはたぶん走行6万kmぐらいになっている9年落ちのC200ワゴンを120万円ぐらいで売却できればほぼトントンですが、もしもそれより断然安い値段でしか売却できないとしたら、かなりの不足額が生じてしまいます。
そして今現在9年落ちの、すなわち2011年式のCクラスワゴンで走行6万kmぐらいのやつは、だいたい90万円ぐらいで売られていますので、この2015年式の店頭価格も、4年後はだいたいそんなモンでしょう。
その場合の売却価格は70万円ぐらいでしょうか? わかりませんが、いずれにせよたぶん足が出てしまいますので、プランを少々変更してみましょう。