この機構が凄い!

Point 1
クロノグラフの古典的高級機を自社製で
ベースとなったCal.CH 29-3-535 PSは、パテック フィリップ自社製初の水平クラッチ式クロノグラフ。クラッチは、見た目も美しいキャリングアーム式。メゾン伝統のコラムホイール・カバーは、クロノ機構の噛み合わせ量が調整できる偏心機構を、新たに備える。
Point 2
瞬時運針式の30分積算計
歯車を組み合わせた従来の分積算計に代え、クロノグラフ秒針車に設置した分積算カムの動きをレバーで分積算車に伝達する設計に。レバーには、分積算カムの回転で力を蓄えるゼンマイ状のバネが備わる。カムが1周するとレバーが動き、バネの力で駆動車を進める。
Point 3
スプリット秒針レバー・アイソレート
クロノ作動中にリューズ同軸のボタンを押すと、スプリット秒針車を両サイドからクランプが挟んで停止させる。同時にその間にあるレバーの三つ又部が駆動車を押し上げて、スプリット秒針ハートカムから隔離。コラムホイール上には、レバー用のバネが重なる。
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