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この機構が凄い!

 

 Point 1 
4桁数字の西暦表示
今では他社も採用する4桁の数字による西暦表示は、1985年のダ・ヴィンチで初めて実現されたクルト・クラウス氏による発明。1と10の位の数字が切り替え式になっていて、2099年までディスクの交換は不要だ。以降、100年毎に上2桁のディスクを取り換える。

 Point 2 
キャリッジはわずか0.625gと超軽量
軽量なキャリッジで、ベースムーブメントに元来備わるロングパワーリザーブを損なわない。毎秒5.5振動という少し特異なロービートであるのも、駆動時間を延ばすのに貢献している。テンワは、古典的なチラネジ付き。開口部の側面は、入念に鏡面仕上げされている。

 Point 3 
577.5年に1日の誤差
ムーンフェイズの高精度化にいち早く取り組んだのは、クルト・クラウス氏だった。59歯だったムーンフェイズ車の歯数を135に増やし、122年で1日の誤差にまで精度を高めたのだ。その歯数をさらに増やし、新たな歯車を組み込むことで、究極の高精度を達成した。

 

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