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アウディの質感、先進性が味わえるジャストサイズの都市型SUV(画像4枚)

岡崎五朗さんが解説する今月のパートナー

新型アウディQ3は悩ましい存在だ。もちろんいい意味で。まず悩まされるのがボディタイプ。今回紹介するQ3は正統派SUVとも言うべきキャラクターを与えられているが、それとは別にクーペ的でスタイリッシュなQ3スポーツバックも選択できる。通常時の荷室容量はほぼ同じだが、スポーツバックはリアウインドウが前方に倒れているため、絶対的な収納性はQ3が勝る。

たとえばキャンプのような、なにかと荷物が多くなりがちなアクティビティが趣味の人、あるいはSUVらしいSUVが好みの人はスポーツバックではなくQ3ということになるだろう。もうひとつの悩みがパワートレインだ。選択肢は1.5ℓ直4ガソリンターボFFと2ℓ直4ディーゼルターボ4WDの2つ。近距離メインの人はガソリンFF、長距離が多い人はディーゼル4WDというのが無難なアドバイスになるが、それだけではちょっと収まらないのが悩ましいところ。

ディーゼルには経済性や1タンクの長い航続距離に加え、全天候下で安定した走りを見せる4WDというアドバンテージが備わるが、ガソリンにはディーゼルより170㎏軽いウエイトがもたらす圧倒的な軽快感がある。1.5ℓという排気量や価格の安さから「廉価版」と考えてしまうのはもったいない。乗れば走りの楽しさに納得するはずだ。

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