行きたい場所ができたから……
あの靴、あのカバンで出かけよう
あなたが今、行きたい場所を想像してみてほしい。そこでの貴重なひとときを、思い切り楽しむための舞台装置が靴とカバンだ。自由に出かけられることのありがたさが身にしみる今だからこそ、いつもよりちょっとロマンチックに、手元足元の相棒を考えてみよう。
【Weekend Trip】〜湖畔の宿へ週末旅行〜
“トラッド”の風雅で旅情の高まりもひとしお

シルクのジャケットを羽織り、肌寒い夜に備えてニットを携える。冷涼な避暑地で過ごすひとときは欧州の紳士たちが嗜む夏の装いを実践する絶好のチャンスだ。
加えて、トラッドムード色濃い靴カバンを旅の友とすれば、そんな非日常をいっそう趣深いものにしてくれるだろう。
キャンバスのカバンに射す夏の陽と、クレープソールごしに伝わる湖岸の感触。その風雅さがますます旅情を誘うはずだ。
ACATE / アカーテ
クラシックリゾートの上品な趣が装いを格上げ

ドレッシーなフラップつきトートにキャンバス×カーフのコンビ素材を載せ、クラシック感をアップ。大きすぎないサイズも1~2泊の国内旅行にちょうどいい使い勝手だ。縦33×横45.5×マチ19cm。15万5000円(伊勢丹新宿店)
DRAKE’S / ドレイクス
窮屈感ゼロで履けるアンラインド仕立て

スエードをアンラインドで仕立てた、非常にソフトな履き心地のプレーントウ。クッション性に優れたクレープソールも旅にぴったりだ。英国的な顔つきだがイタリア製というハイブリッド感もユニーク。4万3000円(ドレイクス 銀座店)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)