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ズバリ、今後の目標は?
落合先生の本に始まり、多くの先輩から影響を受けてファッションとスーツの重要性、面白さを知ることが出来ました。今後は自分が教わった知識をベースにして、仕立てやスタイリングをこれからの時代に適した方法で伝えていきたいと思っています。ファッションを通して沢山の方と繋がれたら嬉しいですね。
落合正勝さんが亡くなったのは2006年。あれから、もう14年が経過した。その後も、目まぐるしくメンズファッションは変化を続けている。そのなかにあって、仕立てと紳士の装いに真剣に向き合う若い世代に、その知識や考えが受け継がれているのは、とても喜ばしい。そして、それらに敬意を払いながら、次の時代を歩む齋藤さんを心から応援したい。
齋藤さんをファッションチェック
スーツは今年仕立てたばかりの一着。使用する4プライのトロピカル素材はドラッパーズのアスコットというコレクションからのチョイス。この生地は、ほどよいウェイトによる落ち感がキレイに出るほか、シワになりにくく出張にも適している。
スーツ/コルウ(オーダー)、シャツ/レスレストン(オーダー)、ネクタイ/アット ヴァンヌッチ、シューズ/スピーゴラ(オーダー)、ソックス/パンセレラ。※すべて私物
シャツはアルモの生地を選び、レスレストンで仕立てたもの。タイのペイズリー柄は、小紋のように小さ目で規則正しい配置になっている。
「おそらく15年くらい前に買ったと思いますが、ブランドなどは覚えていなくて」というポケットチーフ。素材はシルクで柄はネクタイと同じくペイズリー柄。
愛用の腕時計はオーデマ ピゲのロイヤルオーク。両手のリングはともに小ぶりで嫌味がなく上品さが漂う。リングは左手がトムウッド、右手がカルティエ。
この日のシューズもスピーゴラのビスポーク。デュプイの革による茶のアデレイドだ。
※この記事は前編・後編にわけてお送りしました。>>[前編]はこちら
撮影/小澤達也(Studio MUG) 取材・文/川田剛史