©Hermès【1978年】誕生
メゾンの時計製造の歴史とともに歩むロングセラー
スイスに時計製造部門を開設したのと同じ年に、アルソーは誕生した。馬術の世界観を盛り込んだデザインを手掛けたのは、エルメスと縁の深いデザイナー、アンリ・ドリニー。メゾンの歴史を熟知する彼だからこそ、普遍のスタイルは生まれた。
©Hermès【2001】“時からの解放”!?
エルメスらしく時を表現した時間の表示を止める腕時計
エルメスは独自の“時”を様々に表現してきた。この「アルソー タンシュスポンデュ」は、9時位置のボタンを押すと時分針が12時近くに集まって、時間が読み取れなくなる仕掛け。時を忘れる腕時計のコンセプトが、非常にユニークだった。
©Calitno【2018】チタンモデルも登場
軽やかさと精悍さを併せ持つマットな鈍色のクロノグラフ
シリーズ初のチタンケースに、クロノグラフを搭載。素材の軽やかさとマイクロブラスト加工によるマット仕上げで、スポーティな印象を高めている。「アルソー クロノ チタン」自動巻き。径41mm。チタンケース。カーフストラップ。59万8000円。
©Calitno【2020~】さらなる美しさの追求
ほのかにムーブメントを透かすグラデーションダイヤル
既存のデザインそのままにダイヤルをグラデーションスモークのサファイアクリスタル製に。その中央にスケルトンムーブメントが覗く仕様に。「アルソー スケレット」自動巻き。径40mm。SSケース。アリゲーターストラップ。96万6000円。