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スループレーの必然性と太平洋クラブの英断

昨今、世界的にゴルフ人口が減少しているなかで、時間が掛かることで敬遠されがちなゴルフプレーの時間を短縮すること、ハーフプレーや6ホールプレーなどをもっと導入すべきだとの考え方がゴルフ業界では広まってきていました。ところが、日本では多くのゴルフ場が経営的な問題から、ランチ休憩をはさまないスループレーさえ導入することができずにいました。

くしくも2020年、新しい生活様式が問われてくる中、多くのゴルフ場は感染リスクを抑制すべく、一時的にスループレーを導入せざるを得ないところも出てきました。ところがその結果、多くのゴルファーが「このままスループレーを維持してほしい」という感想を持つに至り、スループレーの良さに気付くことになりました。

太平洋クラブは、ゴルフを愛する会員からの要望を聞き入れて、以前からスループレーできるゴルフ場として「太平洋クラブ八千代コース」を計画していました。今後のゴルフ界に必要とされるものを見据え、それをいち早く実現させたのは太平洋クラブの英断だと僕は思っています。

高級さやゴージャスさだけをアピールする時代は、もう何十年前に終わりました。真のゴルフ好きがゴルフを存分に堪能できて、ワンランク上のクラブライフが送れるようにする。そんな太平洋クラブの運営方針を、今回「太平洋クラブ八千代コース」を訪れて感じることができました。

太平洋クラブ八千代コース

太平洋クラブ八千代コース

住所:千葉県八千代市米本 2834
TEL:047-488-3159
太平洋クラブ八千代コース

文/鶴原弘高

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<p>コースには桜の木が多く、春にはお花見しながら散歩する気分でプレーできます。こちらは右ドッグレッグの15番パー4</p>

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<p>総ヤーテージは6251ヤードとそれほど長くありませんが、プレーヤーに高低差やハザードを考慮させて使用番手を選ばせるコースです</p>

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<p>太平洋クラブらしく、コースのコンディションは高クオリティに保たれていました</p>

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<p>キャディ付きプレーの場合は、プレーヤーは歩き、バッグのみをキャディさんがカートで運ぶスタイルになります</p>

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