1.ストレスなく使える利便性
2.家族を守る安全性能
3.他車種にない武器がある
三菱 アウトランダーPHEV
393万9100円~529万4300円
2012年にPHEVを追加した三菱のロングセラーSUV。AC200Vなら4.5時間で満充電、急速充電なら25分で80%まで充電可能なPHEVはガソリン代の節約というメリットの他に外部電源としても活用可能。キャンプや緊急時にも活用できる。もちろんミニバンとしても優秀で豊富なシートアレンジや広い内装など通常時はファミリカーとしてもしっかりと活躍してくれるはずだ。
マツダ CX-5
293万7000円~397万6500円
「クルマのデザインは輸入車が一枚上」というイメージはもはや過去のもの。そう思わせてくれるのが今のマツダ。SUVであっても美しいシルエットが楽しめ、またインテリアも見た目、質感共に素晴らしい。家族で使えるサイズ感で今のマツダらしさを堪能するならCX-5がベストか。ただし、価格はライバルと比較するとやや割高気味だ。
メルセデス・ベンツ Cクラス
489万円~686万円
性能、歴史、安全性と家族で使えるサイズの乗用車に必要な要素をすべて備え、そこにブランド力を加えたのが人気車種であるCクラス。上位にEやSクラスがあるので豪華さはやや抑え気味だが、それでも一般的な感覚ではすべてがハイレベル。かつては輸入車の弱点と言われた信頼性や燃費性能も格段に向上し、まさに弱点なき存在となっている。
BMW 2 アクティブツアラー
386万円~548万円
BMWで好調なセールスを続けている2シリーズ。特に家族向けにオススメしたいのはコンパクトミニバンとなる「アクティブツアラー」。兄弟車に7人乗り、3列シートの「グランツアラー」があるが、基本性能は同じ。全長約4.6mの小柄なボディに使いやすい車内設計、2ℓと小さいながら元気なエンジン、と国産ミニバンとは全く異なるテイストになっている。
1.彼女・奥様にも運転しやすい
2.長くゆっくり愛せる個性を重視
3.二人には充分な積載量
スズキ ハスラー
128万400円~169万6200円
今年、フルモデルチェンジを行ったが変わらず人気が高い個性的なルックスの軽自動車。使い勝手のよいトールワゴン型のSUVで4WDの設定もあり、サイズも小柄。運転が不慣れな人でも扱いやすい点も支持を集める理由。もちろん軽自動車のスペシャリストであるスズキらしく、小さいボディを効率良く使える設計も見事。個性+コスパで選ぶならイチオシのモデル。
マツダ 2
145万9150円~237万6000円
かつてはデミオ、現在は「2」という数字が車名になったマツダのコンパクトハッチバック。全長4065mmと小柄ながら質感も上々。安全装備もブレーキサポートや駐停車サポートなど充実している。マツダ自慢のスカイアクティブという最新技術も当然採用され、運転支援をはじめドライバーをサポート。魅力的なデザインに相応しい中身に仕上がっている。
フォルクスワーゲン ゴルフ
261万9000円~590万9000円
誰もが認める輸入車界の大定番モデル。走り、質感、信頼性とすべてが高次元。2名乗車がメインであれば荷室と後席、場合によっては後席を倒して使い、利便性も極めて高い。グレードもピュアなTSI、ディーゼル、スポーツ指向、EVと選択肢が広い。弱点を挙げるとすればボディが徐々に大きくなり、現在は全長4.3m、全幅1.8mと大柄になっていることか。
ボルボ XC40
396万2037円~569万3519円
安全性能の高さと北欧デザインで統一された内外装のデザインで高い評価を集め、世界中の自動車賞を獲得したボルボのSUVシリーズ。その中で最も小さいXC40は、価格が抑えながらボルボらしさが凝縮されている。特に女性だけで運転するケースが多いなら、ボルボの誇る運転支援システムは感動もの。普段使いからロングドライブまで様々な場面で活躍してくれる。
1.他にはない武器を持っている
2.気ままなドライブが楽しめる
3.所有欲をくすぐるデザイン
スズキ ジムニー
148万5000円~187万5000円
圧倒的な悪路走破性と軽自動車の気軽さを組み合わせたモデルとして人気のジムニー。最新世代になってそこに四角いスクエアなデザインが加わると人気はさらに上昇。世界屈指と言われるオフロード性能を得るために乗り心地など、快適性はやや犠牲になっているが普段の足として必要十分。一人で気軽にアウトドアを楽しむ人にはもってこいのパートナーになってくれるはずだ。
ホンダ S660
203万1700円~232万1000円
コンパクトな全長3395mmのボディに軽規格の排気量658ccエンジンを組み合わせた車重約830kgのミニマムスポーツカー。希少になりつつあるMT仕様もラインナップし、クルマの運転が気軽に楽しめる数少ないモデルとして所有する価値は大いにあり。収納スペースは小さくても気軽な一人旅なら十分。軽さを活かした燃費性能(20~20.6km/L)もちょっとしたドライブではうれしいポイント。
MINI ミニ
265万~418万円
2001年の発売以来、人気ランキングでは常に上位に入るコンパクトモデル。派生モデルも多く本来のハッチバックの他にSUVやワゴンモデルもラインナップしている。オススメはやっぱりスタンダードのコンパクトハッチ。初代から受け継いだデザイン、どの年代でも共通の高い走行性能、おしゃれなインテリアなど所有欲をくすぐる要素が多い。モデルチェンジを重ねてもデザインが大きく変わらない点もポイントが高い。
ジープ ラングラー
490万~612万円
SUV専門ブランドのジープの中で、最もオフロード色が強いラングラー。4ドアモデルの追加やフルモデルチェンジによる装備の近代化が図られ利便性は飛躍的に向上。ルックスの良さもあって輸入車SUVの中でも常に上位の人気を誇っている。カタチはクラシックながら安全機能などに近代装備も多数採用し、乗用車としての基本スペックも非常に高いのもオススメする理由のひとつ。人気の4ドアもいいが3ドアを狙うのも大いにアリ。
※表示価格は税込み
イラスト/深沢正浩 構成・文/iconic