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サーキットマシンではない“ビジネスマンズエクスプレス”

アウディクワトロ
オート/コンフォート/ダイナミック/インディビジュアル(各制御を個別に設定できる)の4つを備えるDRC(ダイナミックライドコントロール)。リアスポーツディファレンシャルも装着した。

クーペ比で全長は+55mm、ホイールベースは60mm延伸して、ドアの枚数もリアのハッチゲートを加えると3枚増えたことで、車両重量50kg増となる。しかし、600Nmもの大トルクを1900回転から発揮するため、重さを感じさせることなく力強く加速する。重厚なV6エンジンのサウンドも心地よい。ドライブモードをコンフォートにしておけば乗り心地もいい。スポーティに走りたいときは、ダイナミックかオートモードを選択すればいい。しっかりと引き締まった感覚が味わえる。

クワトロシステムは、基本的にフロント40%、リア60%で駆動力を配分。状況に応じて、フロントに最大70%、リアには最大85%と可変する。さらにRSモデルだけに、リヤアクスルには左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルを標準装備しており、これがコーナリング時に効果を発揮。車重の重い4WD車にありがちなアンダーステアを抑制して、きれいに曲がっていく。

アウディクワトロ

先にRSモデルは、メルセデスのAMG、BMWのMに相当すると述べたように、ライバルを挙げるとするならば、メルセデスAMG C63やBMW M3といった顔ぶれになる。そうした中で、「アウディ RS5スポーツバック」の特徴は、ボディ形状が唯一の5ドアのハッチバックであること。そして実は出自の違いがある。

そもそも1994年にデビューした初のRSモデル、RS2はアバント(ワゴン)だった。その後も、RS4アバント、RS6アバントと、アウディはサーキットで速いスポーツカーというよりは、ウィークデイの仕事も、週末の旅も1台ですべてをこなす実用性を兼ね備えたビジネスマンズエクスプレスをつくることで名声を高めてきた。クーペのようなスタイリングと高いユーティリティ性を兼ね備えたRS5スポーツバックは、ビジネスマンズエクスプレスにおける新たな選択肢の1つというわけだ。

文/藤野太一 写真/柳田由人、アウディ ジャパン 編集/iconic

<p>ボディサイズは全長4780×全幅1860×全高1390mm、車両重量は1810kg。価格は1263万円。</p>

ボディサイズは全長4780×全幅1860×全高1390mm、車両重量は1810kg。価格は1263万円。

<p>20インチの5アームトラペゾイダルデザイン グロスアンスラサイト ブラックポリッシュト アルミホイールを装着。セラミックブレーキはオプション。</p>

20インチの5アームトラペゾイダルデザイン グロスアンスラサイト ブラックポリッシュト アルミホイールを装着。セラミックブレーキはオプション。

<p>エキゾーストサウンドを変更するRSスポーツエキゾーストシステムも用意されている。</p>

エキゾーストサウンドを変更するRSスポーツエキゾーストシステムも用意されている。

<p>メーターパネル内のディスプレイに様々な情報を表示することができる、アウディ バーチャル コックピットは標準装備。</p>

メーターパネル内のディスプレイに様々な情報を表示することができる、アウディ バーチャル コックピットは標準装備。

<p>ダイヤモンドステッチの施されたファインナッパレザーのSスポーツシートを装着。アルミニウムレースのパネルを標準とした。</p>

ダイヤモンドステッチの施されたファインナッパレザーのSスポーツシートを装着。アルミニウムレースのパネルを標準とした。

<p>レッドのステッチや、アルカンターラのインテリアトリムなど多彩なオプションを用意した。ラゲージ容量は通常で480リッター。</p>

レッドのステッチや、アルカンターラのインテリアトリムなど多彩なオプションを用意した。ラゲージ容量は通常で480リッター。

<p>最高出力450ps/最大トルク600Nmを発生するV6ツインターボ。アウディ独自の燃焼方式(Bサイクル)の採用によりJC08モード燃費を11.2km/lとした。</p>

最高出力450ps/最大トルク600Nmを発生するV6ツインターボ。アウディ独自の燃焼方式(Bサイクル)の採用によりJC08モード燃費を11.2km/lとした。

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