キャプテンサンシャイン デザイナー 児島氏に聞く
私を突き動かす映画『真夏の夜のジャズ』
キャプテンサンシャイン デザイナー
児島晋輔さん
各国のトラディショナルウェアを、日本の生地と縫製で今に昇華させる人気ブランドのデザイナー。ジャズとヴィンテージに造詣が深い。
“ジャズマンの美意識を詰め込んだ黒のセットアップ”
─Inspiring Movie─
『真夏の夜のジャズ』(Released in 1960)
伝説的ジャズフェスを記録した傑作ドキュメンタリー。ブラックスーツを纏い、魂を込めて演奏する黒人ジャズメンの姿には、ファッションを超越した凄みを感じる。
あの姿をイメージして作ったブラックのセットアップは、形も意匠も映画と同じʼ50年代のカジュアルスーツに寄せています。武骨さを表現するため、生地色にも注力しました。
キャプテンサンシャインのジャケット＆トラウザーズ
エジプト産超長綿の高番手糸を高密度に織り上げた生地は、肌離れもよく、今の時季には最適。ジャケット4万9000円、パンツ2万6000円（以上キャプテンサンシャイン）
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［MEN’S EX 2020年5月号の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
