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07 Tricks
『サムライ』
殺し屋はドレスウォッチをまさかの“内づけ”に!

サムライ

なぜ右手の、しかも内向きに時計を着けているのか。その理由は「銃を構えた状態で見られるように」など諸説あるが、なにより時折り、ちらりと時間を確認する、アラン・ドロンの仕草にやられる。白いダイヤルにスクエアのケースが特徴的な時計はスイスの名門、ボーム&メルシエ。中折れ帽やシックなスーツ、トレンチコートの着こなしも見どころだ。

08 Tricks
『グラン・ブルー』
挑戦者は正装にさえスニーカーを選ぶ

グラン・ブルー

フリーダイビングの世界記録に挑む2人のダイバーの友情と葛藤を描いた、リュック・ベッソン監督とジャン・レノの出世作。ライバルが新記録を打ち立てたことを受け開かれた、パーティでのこと。主人公のジャックはタキシードこそ借りたものの、靴がなくアディダスのハイカットに。あまりに潔い外しだが、彼の複雑な心境も相まってとても魅力的に映る。

09 Tricks
『華麗なるギャツビー』
権力者は“歯”を見せて威厳を示す

華麗なるギャツビー

「このピンは――本物の人間の臼歯だよ」。大富豪として突如ニューヨークに現れたディカプリオ演じるギャツビー。彼の保証人として登場した賭博師のセリフだ。口ひげをたくわえ、ストライプ柄のダブルのスーツに、赤いネクタイとチーフ。歯のピンは装いの参考にはならないが(笑)、ただならぬ人物であることは強烈に伝わってくる。

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星のや
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