Mr.David「春のネイビージャケット&スーツの胸元」実例はコチラ!
文/伊澤一臣
1.モダンな紺ジャケットは引き算が大事
深みのある紺に淡いグリーンの配色がモダンな印象のウインドウペーン。ジャケットの甘さをメリハリの利いた青白ストライプシャツでキリリと引き締め、タイは紺無地でシックに決める。ジャケットとシャツに柄を使った分、タイは無地に留めるのが上品さの決め手だ。仕事後にはさりげなくポケットチーフを胸元に添えてポイントを作る。華やかな夜の気分がグッと盛り上がる。
2.ジャケット引き立つ淡色コーデ
春らしいやや明るいネイビーに、濃紺の細いペーンが入ったジャケット。サックスブルー×白が爽やかなストライプシャツには、縞の幅が広いストライプタイで落ち着きを加える。ノット部分のグリーンが差し色として効いて、表情もグッと華やぐ。TVフォールドで白チーフを胸元に添えてあげれば、好感を持たれそうな春らしいクリーンなビジネススタイルに仕上がる。
3.シルクタイで魅せる光沢エレガンス
程よいネップ感がある風合い豊かなネイビー地に、ブルーのクラスターストライプによる格子が走った爽やかな素材感のジャケット。無地シャツは上着の素材感に合わせて織り柄モノを選ぶも、タイは光沢シルクでエグゼクティブらしい品格を加える。ネイビーも色のトーンや素材感を変えれば着こなしの幅もこんなに広がる。シルクチーフを挿せば夜のムードが高まる。
4.杢ネイビーに映える光沢シルクタイ
無地ですが霜降りがかった杢調柄が、軽快かつ大人の洒落感を演出。サックスブルーのストライプシャツには、ブルーベースのシルクストライプタイでシャープさを加味。杢糸のムラのある生地感が、見た目にも抜け感を与え、キメすぎないニュアンスのある着こなしを助長してくれる。
ランキング
Spring
2024
VOL.341