「美しい草書を見ているような、芸術的オーラを感じます」(SEIGOさん)

平澤 既製品とオーダーで違いはありますか?
SEIGO やはり体にぴったりと合っているので、動きやすいですね。肩周りなどは特にそう感じます。襟型などはタイ ユア タイ フローレンスと同じスタイルでオーダーしました。カラーキーパーが最初から入っていなくて、襟芯が非常に薄く柔らかいのが特徴的ですね。私はアット ヴァンヌッチのセッテピエゲタイが大好きなのですが、それと合わせると抜群にかっこいいんです。
平澤 見た目にも柔らかさが伝わってきます。襟先が自然に跳ね上がるのも、とってもエレガント!
SEIGO ここまで襟が柔らかいシャツって、既製ではまず見られないですよね。以前、青山にタイ ユア タイがあったときはそこでよく買っていたのですが、残念ながら閉店してしまいました。なので、マロルは私にとって大変貴重な存在なんです。
平澤 なるほど。シルエットに関しても、スッキリと見せつつ適度なゆとりがあって、とてもいいバランスですね。
SEIGO ダーツの取り方など、とても立体的な仕立てになっているのが着ているとよくわかります。アイロンがけは大変そうですけど(笑)。フィッティングに関しては、加賀さんの影響もあって適度なゆとりをもたせるようにお願いしました。ピタピタにはあまり興味がなくなってきましたね。最近はジャケットのフィッティングもそんな感じです。
平澤 トレンド的にも、そのほうがエレガントといわれるようになっていますよね。でもダブつきすぎると野暮ったく見えてしまうので、実は“適度なゆとり”っていうのはすごく難しいバランス。それを見事に実現しているマロルって、やはりすごいなと思います。






